いのちをかけて2012/08/24 23:33:36

今週ショッキングでかつ考えさせられたできごと。
シリアで取材をしていた日本人ジャーナリストが撃たれて亡くなったというできごとだ。

一面識もない方だが、同世代でもあり、ショックだった。と同時に、いのちをかけて生きるということの重みを考えさせられている。

人は誰しも生きる意味があり、生きていくなかで目標をもっている。
彼女の場合は報道の世界であり、戦場で苦しみのなかにいる女性たちを、その悲しみ苦しみを世界に伝えることだった。

わたしは。
やっぱり秋の舞台がそうであるように、聴こえない耳と話せる口をもって何かを伝えたいという思いがある。戦場のようにいのちのやり取りはないかもしれない。一瞬でも危険にさらされるということではない。
でも舞台に立つということは取り組むプロセスからなにからすべてが見られているということだと感じている。ある意味裸にされているとさえ思う。

だからこそいのちをかけてというか全身全霊を尽くしていかなければできない。
プロではない、アマチュアだが、だからこそ好きだからこそ、全身全霊をかけていきたいと思うのだ。中途半端やいい加減なことでは済まされない。

わたしもいつかは死に、神さまの前に立つことになる。
そのとき、何をしたかしなかったか、問われるだろう。

いのちをかけて取り組む、生きていくこと。

亡くなった山本美香さんのために、遠い地で娘を家族を失ったご遺族のために、こころから祈ります。

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