3人いれば分担しあえる2012/08/12 00:18:09

納涼会がきっかけで、昔むかし、30年前に買ったモーリスのギターを引っぱり出してガチャガチャと弾き始めた。海援隊は昔はモーリスのギターを使っていたという。たいして弾けないくせに、いっちょまえにあこがれていたのだ。

そんななか、たまにだが海援隊の知られざる名曲、「そんぐ・ふぉあ・ゆう」や「風景詩」などを弾いている。

もし手に入るのなら、「誰もいないからそこを歩く」3人歌唱バージョンと「人生へのメッセージ」の楽譜がほしいね。
もともと、「誰もいないからそこを歩く」は1980年12月23日に発売された同名タイトルアルバムが最初だが、ここでは中牟田俊男さんのソロだ。3人歌唱バージョンというのは、1983年11月25日に発売された『LAST LIVE』で武田鉄矢さん、中牟田俊男さん、千葉和臣さんが3人で歌っている。こちらのほうが好きなのだ。
「人生へのメッセージ」は1979年12月1日発売のアルバム『倭人傳』で武田鉄矢さんがソロで歌い、1980年5月1日発売の『一場春夢』ライブコンサートアルバム(海援隊最初の日本武道館コンサート)でも歌われたが、わたしが持っている海援隊の楽譜集には「人生へのメッセージ」は『倭人傳』バージョン、「誰もいないからそこを歩く」も同名タイトルのアルバムバージョンしかないのだ。

「そんぐ・ふぉあ・ゆう」「誰もいないからそこを歩く」はやり方次第では手話を交えてできないこともない。
たとえば3人がボーカル、手話、ギターを担当して交互に歌うとか、1番2番3番を分担しあうとか。
ギター&ボーカルが2人では手話とギターで合わせにくい。3人いれば分担しあえるので、この2曲はとてもいいと思うのだが。

「誰もいないからそこを歩く」3人歌唱バージョンと「人生へのメッセージ」の楽譜。もしあったら手に入れて覚えたい。

そもそも現在は武田鉄矢さんどころか海援隊だけの楽譜集は出版も販売もないのだ。フォークソングブックに「贈る言葉」「思えば遠くへ来たもんだ」が収録されているだけ。たくさんの名曲があるのに。とてもさびしいね。

ほとんど聴こえないのだが、ギターの音がずれているとかひずんでいるとか、静かなところでならチューニングマシンと突き合わせながらだがどうにかわかる。
少しずつ慣れてきたかな。