出番が決まった2012/09/01 23:58:22

降ったりやんだり
防災の日の今日。
蒸し暑い一日、14日ぶりだというが、お昼過ぎに雨が降ったと思ったらまた夏に戻ったかのような暑さ。

午後から、「朗読のレッスン」で、今月29日の「第7回コスモス朗読会」での、2クラス参加者計40人の出演順とおおよその出演開始時間がアナウンスされた。
わたしは第2部冒頭を担当する。昨年が第3部だったから、少し繰り上がったことになるがそれでも、冒頭部というのは責任重大である。なぜなら休憩をはさんでの舞台であり、あとに続くみなさんへ気持ちよく演じてもらうことはもちろん、観客にも飽きさせないことが重要だからだ。
第2部の開始は一応15時20分からとあるけれども、例年がそうであるように、必ずしも時間通りに進むとは限らない。進行が遅れることのほうが多い。
早めに少し余裕を持ってお越しくだされば、間にあうと思う。

夜の手話サークルは手話通訳士が所用のため不在で自主学習に。
終わる前に10分間ほどの時間をいただいて、コスモス朗読会の宣伝PRとお誘いをしてきた。もちろん手話で語った。

あらためて、第7回コスモス朗読会のご案内をアップします。

開催日 2012年09月29日(Sat) 13:00~18:00
場所 下北沢 しもきた空間りばてぃ
東京都世田谷区北沢2-11-3 イサミヤビル4F
http://www.liberty-entertain.com/profile.html
京王井の頭線・小田急線下北沢駅南口 徒歩1分ABCマート隣

わたしの出演時間は15時20分からの第2部冒頭。
一応1時間くらい早めに余裕をもってお越しください。
入場料 無料

出演時間がわかり、あらためて気合いが入る。

まもなくキックオフ2012/09/02 23:55:51

今日礼拝のあとに書店で、定期購読しているアメリカンフットボールマガジン3冊を購入してきた。右から「タッチダウン」「タッチダウンPRO」(タッチダウン社)「NFL2012カラー写真名鑑」(ベースボール・マガジン社)。

すでに国内アメリカンフットボールはシーズンが始まっている。カナダのCFL(カナディアン・フットボール・リーグ)も始まって、楽しみが増えそうだ。
今年のNFLレギュラーシーズンは、9月5日(水)に、昨年のスーパーボウルチャンピオン、ニューヨーク・ジャイアンツがダラス・カウボーイズを迎えての試合で始まる。わがオークランド・レイダーズは9月10日(月)マンデーナイトでサンディエゴ・チャージャーズを迎えて開幕する。

プロの世界はホントに過酷なものだ。
つい2、3年前に鳴り物入りで将来のスター候補だとか殿堂入り候補だとか言われていた選手が、キャンプを経てけがをしたり解雇されたり、いろいろな理由でリーグから消えてしまう。
NFLの場合はポジションにもよるけれど選手寿命は2~3年。10年どころか5年もプレーできたらそれだけで十分称賛に値する。
ちなみに選手寿命が短いのはランニングバック(RB)、ワイド・レシーバー(WR)、意外なのはキッカーだ。RBやWRは走りながら激しいタックルを受けることが多いから、肉体的消耗も激しい。キッカーは試合に出場する時間も頻度が短く少ないかわりに、フィールドゴールなどここ一発で力量成果を発揮できないとすぐにクビになりやすい。サッカーなど他スポーツから移ってくる人もいるけど、ボールのけり方が異なるからなかなか難しい。
花形ポジションのクオーターバック(QB)はリーダーシップを発揮してかつパス攻撃などで力を出せばベテランでも長く続けられる。30歳を過ぎても経験があればやれるという意味では、攻撃と守備のそれぞれラインマンも同じだ。ぶつかり合う激しさの一方で、経験の蓄積でえたテクニックが寿命を延ばしてくれる。

午後から舞台衣装を兼ねてスーツをみてきた。舞台がある今月末もまだ暑いだろう。

季節の変わり目で夏物から秋冬物に入れ替えるなか、いくつかお店を回ってまだ残っている夏スーツを選びながら、購入したいものが2つほどあった。
スラックスの補正などをお願いすることもあるから、今週いっぱいが購入の期限だ。

100年後2012/09/03 23:41:33

アジアを中心に世界的に知られている日本のキャラクター、「ドラえもん」。
今日がドラえもんの誕生日。西暦2112年の今日生まれてきたという設定だ。

もうあまり読むことがないのだけれど、子どものころはよく読んだものだ。
のび太が、ジャイアンにいじめられたり宿題や勉強がすすまなかったりで困っているときにドラえもんに助けを求める。そしてドラえもんが出してくれるアイテムで助けられる。
それだけじゃなくて、のび太自身もアイテムを使おうとしたり使ってことをややこしくさせたりする。

「ドラえもん」だけではないけれど藤子さんのマンガに出てくるキャラクターはみんな、根っからの悪人には感じられない。どこかぬけていてみっともないけれど、まったくどうしようもないわけでもない。
その証拠に、のび太は出来杉くんにしずかちゃんをとられやしないかと焦ってしまうところをみせるが、しずかちゃんのお父さんはちゃんとのび太を理解している節がある。

現実の世界ではなかなかこうはいかない。
だからこそ、マンガのなかであっても人を信じていたいという思いが込められているのだろうね。

ドラえもんが出してくるアイテムの数々も、現実世界で実現してもおかしくないものもでてきた。
しかし100年後の地球と人類はどうなっているだろう。
はたして人を信じられる、信じあえるようになっているのだろうか。

ろう者にもわかるような手話で語りたい2012/09/04 23:53:28

夜に入って手話つき朗読のご指導をいただく。今日は先日ビデオカメラで撮影したものの数本をみながら、細かい修正を加えたり手話表現をカットしたりしてみた。
疑問文のくだりを、空文字で「?」を入れてみたのをカットして、「~かもしれない」というニュアンスで、「思う」という表現を加える。
指さしを強く表すこと。聴衆へ問いかける意味で強く表す。

以前にも書いたように、朗読舞台では日本手話を使った表現だ。日本手話というのは主にろう者が使い、文章通りではなく、文の内容をイメージで表す。「てにをは」がないかわりに人物の関係を上下で表すなどの工夫がある。
書き言葉でいう「句読点」はどうするか? 句読点がないかわりに文の終わりには両手を添える、同意を求める文ではうなずきを入れる、というように工夫されている。実際にNHKの手話ニュースをみてみるとおわかりだろう。彼ら手話ニュースのキャスターはうなずきや手を前に置くなどして表している。

ろう者にもわかるような手話にしたい。
というわけで、手話通訳士のご指導をあおいで、句読点やうなずきの位置などを入れて、手話通訳士がやっているように、ろう者にわかるように表現をする。

手話通訳士にはなれないけれど、日本手話でのとりくみは、ろう者にもわかり楽しんでもらえるために重要だ。

パラリンピック報道に思う2012/09/05 22:59:19

夜の手話サークル。
コミュニケーションクラスに参加して、いじめ体験、学生時代から社会に出てからのコミュニケーションで苦労した話、日本語対応手話と日本手話の違い……。
いろんな話題が出て充実したひとときだった。

パラリンピックの報道が続いている。
知的障がい者、片手のない身体障がい者、車いすや義足のランナーなど、障がい者のスポーツを積極的に取り上げている。
それはとてもうれしいことだ。彼らの活躍を見聞きして、障がい者への偏見や差別が少しでも少なくなることを願う。

わたしたち聴こえない障がい者は、見た目は普通の人と変わりない一方で、コミュニケーションがスムーズではないことから人間関係などが構築しにくいなどのハンディ壁と向き合わざるを得ない。
手話で話せる場があるということがどれだけこころの安らぎであるか。

分かりにくい障がいである聴覚障がい者へも、芸術やスポーツや、いろんな場での活動があり、活躍している人も多い。
パラリンピックのあともこうした活動への理解報道が深まってほしい。

この世は「すばらしい世界」であるのか?2012/09/06 23:35:59

もう時期的には夏物が終わるのだが、紳士服店にはまだわずかながら残っているものがあった。
今月末の朗読舞台と来年に着ることを考えてスーツを購入した。

障害抱えるBBCの「お姉さん」、パラリンピックに期待
http://www.asahi.com/olympics/news/TKY201209050486.html

この世に生きているのは障がい者だけではないし、障がいのない人ばかりでもない。
記事にあるような片腕の女性、腕の傷口をみるとたしかに驚き、ひいてしまうかもしれないが、彼女が腕がないこともまた現実であり、彼女は腕がなくても人間としてなんら変わってはいない。

何が言いたいのかというと、テレビドラマや映画のなかで障がいのある人が描かれるとき、お涙ちょうだいの決まり切ったパターンのドラマか、はたまた障がいのない人が障がい者を演じることが多い。現実の世界には障がい者がいて、車いすの人、補聴器の人、白つえを頼りに歩いている人、内臓などに障がいがある人、性とこころが一致しない人、さまざまな人がいるのに、だ。テレビや映画のなかではこういった人が出てこないことが多い。補聴器をつけた人さえ、まったく出てこない。まるで映像やテレビのなかには障がい者が存在しないかのように。

韓国では目の見えないテレビキャスターがいる、と聞いたことがある。数年前のことだ。
アメリカでもメジャーリーグベースボールのオープン戦、プレシーズンゲームを目の見えない人が試合実況をすると聞いた。
今回のパラリンピックでは目の見えない人がヨット競技に出場しているという。からだで風の向きや勢いを感じ取り、艇の仲間に伝えるのだそうだ。

たしかにプロスポーツマンやオリンピックのアスリートのような、まるでスーパーマンのような能力には遠いかもしれない。しかし、今回のパラリンピックに出場している、ある車いすの選手は自分たちを「スマートな能力」と語っている。つまり身体障がいがあっても残された能力で補っているのだ。

このBBCの女性キャスターのように障がいのある人がお涙ではなく、ひとりの人間として、メディアや映像や演劇やスポーツや芸術の世界で活躍できる社会。
それこそがほんとうの意味で「すばらしい世界」である。

打ち合わせをしてきた2012/09/07 23:58:03

劇場の目印はこの看板を探して
仕事のあと、新宿から小田急線に乗って下北沢へ。一年ぶりの下北沢だ。相変わらず入り組んだ路地に、複雑なホームや駅構造だが、なんだかとてもいとおしく懐かしい。

今回の目的は、舞台前の打ち合わせだ。
昨年の「鬼平犯科帳」のDVDは未完成だが、映像を見た手話通訳士先生によれば、腕がはっきり映っていない、まるで腕のないようにみえるという。ホラーかオバケかあたしは(笑)。そんな話を先日の朗読のクラスで言ったらみなさん笑いでウケた。

冗談ではなく毎年DVDに録画しているわけだから、きちんとした映像にして残しておきたいものだ。今年は昨年以上にろう者や難聴者らにお誘いご案内を差し上げ、何人来てくださるかわからないけれども、ぜひ多くの方に来ていただきたい。なのに手話が見えないようでは困る。
というわけで劇場スタッフ、演出家の方と筆談を交えて相談したのは、腕いっぱいを広げたよりもさらに広めに、ライトを灯してもらうこと。客席のほうへはせりださないように注意しながら、動きにあわせてライトもともしてもらうこと。
次に、舞台最後の語り終える直前から手話が見えなくならないように注意しながら、ライトをゆっくり消してもらい、余韻を持たせて舞台から降りるということだ。
昨年使ったヘッドマイクセットも当日来るときには荷物になるから、今日劇場に預けて当日終わったら持って帰ることにした。

当日のリハーサルでまた確認するけれども、今日しっかり話し合えたことで大丈夫だと思う。

お越しになられる方は、この看板を目印にしてください。

すごいボリュームだがおいしい2012/09/08 07:41:34

昨日下北沢で打ち合わせを済ませた後、昨日発売の雑誌「フライデー」に関東と関西で人気のカレーレストランを紹介する記事があった。
で、下北沢にあるそのお店「般°若PANNYA CAFE CURRY」を訪れた。

俳優の松尾貴史さんがオーナーだという店内は、カウンター席だけで~8人も入れば満員だろうか。店内には演劇の街らしくプロ演劇集団や俳優の上演ポスターが所狭しとはられていた。松尾さんが来るときもあるそうだが。

般°若PANNYA CAFE CURRY
東京都世田谷区北沢3-23-23 Tel03-3485-4548
11:30~16:00、17:00~22:00 月曜日、毎月最終火曜日定休。
下北沢駅北口から徒歩7分

注文したのは「特別なカツカレー」(1575円)。
熟成肉専門店「中勢以」の豚肉を使ったカツ、しょうゆを加えた、一見インド風にみえるが日本風ともいえるカレールー、麦入りごはんがうまくかみあっている。写真を見てもお分かりのように、かなりのボリュームだ。

味は、ひとことでいうと「辛い」。口に入れてからじわじわ効いてくる。
だがスプーンを口に運ぶのをためらうものではなく、カツとルーが辛さとからみあっておいしいのだ。なんども水を飲みながら、おいしくて食べるのが楽しかった。

「しもきた空間リバティ」とは反対の、小田急線下北沢駅北口から徒歩7分。初めてだったので迷ったが、2度目はたぶん迷わないだろう。
席が少ないのが残念だが、一度は行く価値があると思う。

表情が死んでいる2012/09/09 23:57:44

昨日、埼玉県草加市で活動している「笑草会」という手話落語研究会に見学を申し込み、みなさんとお話を交わしてきた。
ろう者がほとんど。ひとりだけ通訳ができる聴者がいらっしゃる。

手話落語の舞台をおさめたDVDを数枚お借りする一方、わたしもコスモス朗読会のご案内をしてきた。

たしかに手話と音声を同時にやるというのは難しい。
声は手話のリズムに合わない。あえて音声をやめて手話だけに集中する方がいいのか。

もっと細かいことをいうと、音声言語と手話を同時にやると、話の間、テンポが狂う。だから身振り表情が優先される。

話のテンポが崩れないようにしながら、いかにして手話と音声で伝えるか。

今日わたしの自宅に手話通訳士をお招きしてご指導をいただいた。
全部ではないけれど表情が死んでいる、といわれた。
オーバーなくらいに表情を込めてみることだ。中途難聴者や聴者が手話をやると表情が乏しい。頭で手話を考えるからだ、と言われたことがある。

朗読と手話。
たしかに難しい取り組みだろう。
「笑草会」の方からは、難しさにトライ、大いに苦労してみてください、と励ましをいただいた。

こういう励ましをいただいたことが大きな財産になる。
あらためて気合いが入った。

スーツを購入してきた2012/09/10 07:41:21

2着購入したのだけど、ひとつははいてみたらすそがだぶついていて見た目でもはっきりわかる。急きょ直しをお願いして今週中にあらためて取りに行くことにした。

9月というのにこの暑さ。朝晩はだいぶ楽になったけれど、このぶんでは舞台がある2週間あまりあともきっと暑いだろうと思う。