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地震速報と日食観測用グラス2012-05-18 22:43:41

夕方、17時19分。突然下からドスン、と突き上げられるような強い揺れを感じた。大震災後、わたしはいつもパソコンの前にいるときは防災科学研究所の強震モニタ(http://realtime-earthquake-monitor.appspot.com/)をチェックしているが、揺れから少ししてアクセスができなくなった。スマートホンには地震発生を知らせる速報が入っていたけれども直下型だったからか、ほとんど意味がなく、揺れを感じるのとテレビの速報を観るしかなかった。

週明け、月曜日に金環日食があるそうだが、日食を観測するためのグラスをもらってきた。
けれど天気予報を見ると、どうも晴天は期待薄らしい。
晴れたらいいのにと思いつつ、グラスを手にしながら天気予報とにらめっこするしかなさそうだ。

明日は朗読と手話サークル。

生きているいまがとてもいとおしく、貴い2012-05-17 23:56:52

あこがれだった人が突然この世を去るというのは、いつになってもつらく悲しい。
5月2日、オークランド・レイダーズのライバルチームであるサンディエゴ・チャージャーズで活躍していた、ジュニア・セアウ選手が南カリフォルニアの自宅で亡くなったという。まだ43歳の若さだった。
フットボールの強豪校、南カリフォルニア大学を卒業、サンディエゴ・チチャージャーズ(1990~2002)、マイアミ・ドルフィンズ(2003~05)、ニューイングランド・ペイトリオッツ(2006~09)と20年にわたってプレーした。ポジションはラインバッカー。ラインの後ろを守る、要の存在であり、20年にもわたってプレーできたのはすごい、のひとことしかない。

だが、どんな名選手であろうと、いつかは引退するときがくる。
NFLでも例外ではなく、ドラフトでプロ入りしたとしてもキャンプで最終的に契約できなかったり3年から5年以内に解雇されたり自ら引退したりするケースが多い。ある統計によれば2010年にドラフトで指名されたなかでNFLから追われた選手は250名中54名にもなるという。とんでもない生存競争の厳しい世界なのだ。

逆に生き残って名声を上げるとなると、これまたいろんな誘惑が待ち受けている。いわく、お金をよこせとか、ドラッグなどの誘惑。相手が有名人でプロスポーツ選手だからと、手が出せないだろうと、レストランや人が集まるところで暴力に巻き込んだり巻き込まれたり。
それらがないとしても、一番たいへんなのは現役時代を終えた後だ。
どういうことかというと、現役時代のうちはいくらでも活躍さえすれば給料が手に入るし、スポンサーやらなんやら、副収入もある。でも引退したら「ただの人」。かつてちやほやしてくれた人が、引退したら手のひらを返すようにさぁ~っとひいていく。それだけならまだしも、奥さんと別れたとか離婚したとか、財産を失ったとかいった悲劇もある。そして、現役時代のけがやダメージが積み重なっていって、普通の人と同じような生活を送ることが難しくなっていくケースも。たとえば脳しんとうが積み重なっていって認知症などになる、というような報告もある。

亡くなったセアウも、実際どうだったのかわからないが、現役を引退したあとにいろんな苦しみがあったのではないだろうかと察せられる。

どんな人間にも、苦労があり、一瞬であっても栄光となる輝く瞬間がある。それだけに人生は、生きているいまがとてもいとおしく、貴い。

セアウが神さまのみもとで安らかでありますように。こころからお祈りしたい。
とともに、プロスポーツや芸術など、秀でた才能のないわたしにも、わたしなりの輝く瞬間があるのだろう。
これからの限られた時間を、だからこそ精いっぱい生きていきたいと思う。

演劇的表現2012-05-16 23:56:04

昨日、手話つき朗読舞台でやる『最後だとわかっていたなら』(ノーマ・コーネット・マレッタ)の手話訳を一気におしまいまで仕上げた。もちろんまだ未完成の段階でまだまだ修整や直しが必要だと思う。

この詩には「明日が来る」「明日が来ない」という表現がいくつもでてくる。
聴者の音声日本語であれば、明日が来るというのはどういうことかわかりやすいのだが、手話ではなかなか表現しにくい。
朝になるというイメージで「朝日が昇る」としてみた。では、「明日が来ない」は?
これは逆に考えてみると、夜明けがない、つまり夜のまま、真っ暗闇のまま、と考えてみる。日が沈んで夜がやってくる。けれど朝日が昇らず、朝もない。そういう状態だったら、と考えてみる。

詩を読みすすめていくと、だんだん内容が演劇的なものになっていく。
声と手話をどう合わせていくのか? 単純に訳していけばいいというものではない。演劇的な表現が求められる。

古さが新しさになる2012-05-15 23:59:43

もうめったに読むことがなくなった少年マンガ雑誌。小学生のころよく読んでいたのが『サーキットの狼』などが人気を集めていた「少年ジャンプ」。
その最新号(2012年24巻、5月28日号)を手にとって思わず懐かしさで声をあげた。

当時『サーキットの狼』とともによく読んでいたのは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』だった。そのころの両津勘吉はいまより脂ぎった顔つきをしていて、作者の好みだろう、太田裕美さんなどの歌手の歌も出ていたのを覚えている。先日NHK-BSで太田さんが「さらばシベリア鉄道」を歌っていたのを観てこれまた懐かしかった。

本題を『こち亀』に戻そう。「おれたち電波ハンター」の巻だ。
マンガ冒頭に2台のラジオの絵が出てくる。はじめはソニーのスカイセンサー5900(ICF-5900)。次に2ページ見開きで松下電器産業(現パナソニック)のクーガー2200(RF-2200)。どちらも小学校のころにリアルタイムでほしかったBCLラジオだ。もっとも親にねだって買ってもらったのがRF-2200のあとの新モデル、プロシード2800(RF-2800)というデジタル表示のものだった。

両津の上司の、大原部長が持ってきたICF-5900。部長の友人が趣味で集めていたなかの一台を持って帰って、孫の大介に「有名なやつだよ」とせがまれてあげたが、故障しているらしく、両津に修理を頼んだ。勘吉の実弟、金次郎もアマチュア無線をやっていてBCLラジオにも造詣が深い。そこで勘吉が金次郎のもとを訪れて修理を依頼するのだが……。

作品中、これらBCLラジオの技術に触れているくだりがいくつもある。修理にとりかかるさい「当時の部品がないから発振回路やトランジスタなど代替品でお願い」と金次郎が勘吉に伝えたり、ラジオの操作をメーンダイヤルでチューニングをしてスプレッドダイヤルで微調整をする、と紹介される。

いまはスマホでもパソコンでもタッチパネルやクリックですぐにアクセスできるだけでなく、ケータイやパソコンでラジオが聴ける。だが、30年以上前のラジオにはそんなのはもちろんなく、ゆっくり回しながら周波数をあわせ放送局を探る、ローテクのぬくもりがあった。BCLラジオに興味を持った大原部長の孫、大介にしてみればそれがとても新鮮に感じられたのだろう。
男の子が興味を持つもうひとつの世界、カメラに置き換えてみればよくわかるかもしれない。二眼→一眼マニュアル→一眼レンズ→一眼デジタル→コンパクトデジタルカメラというように、技術が進歩してきた一方で、古さが新しさになる。

もう補聴器をつけても聴こえないわたしにとってラジオはとんでもなく縁遠いものになってしまったが、小学生のころよく聴いたBBCや北京放送、インドネシアなどから届く短波の日本語放送は楽しく夢があった。見えない電波を通して世界を知り、世界中の波を捕まえていた。
たしかに昨年中東でひろがった「アラブの春」ではツィッターが使われ、オバマ大統領が大統領選挙戦でフェイスブックを使ったように、ネットの世界は瞬時にしてひろがる。もはやネットなしにはわたしたちの生活は成り立たないのかもしれない。
しかし、いまもなおBCLラジオがあり、海外短波放送は存在している。
ネットとは違う、海外からの声に耳を傾けることで、新たな発見があるかもしれない。

処分するだけが大事か?2012-05-14 19:46:03

北海道でアメリカンフットボールの強豪校というと、北海道大学、札幌大学が知られていたが、近年めきめきと強さを発揮してきたのが、小樽商科大学。だがご存じのように、今年5月に学内でひらかれていたバーベキューパーティーで未成年7名を含む9名が急性アルコール中毒とみられる症状で病院に運ばれ、うちひとりが心肺停止という飲酒事故がおきた。さらには事故以前から学生に飲酒を強要していると伝えられたことで問題が一気にひろがり、当分の間、アメリカンフットボール部に対して活動停止処分が下された。大学学長は「廃部も考えたい」と発言したともきいている。

同大学の「お知らせ」のページによると、事故が報道されてから、フットボール部のほぼ全員に対して行った事情聴取で「飲酒を強要するような場ではなかった」とあった。しかし1年生が焼肉を4年生に持っていくさい、4年生から紙コップに酒を注がれるという慣習があったことが、心理的に飲まざるを得ない飲酒の強要とみられたという。そういうことからみれば、批判されても処分を下されても当然だ。

だが。
わたしは当分の間の活動停止はしかたないとしても、廃部まで考えるのは行きすぎだと思う。
学内で酒を飲むことを禁止し、自覚をうながす。あくまでも学校であって居酒屋ではない。

そのうえで、昨今だいぶ意識が変わってきたとはいえ、まだまだ酒やたばこを強要する慣習や文化がある。それをなくしていくことこそ大事ではないか。わたしも社会人になりたてのころに「飲めません」と言ったら露骨に嫌な顔をされたことがある。それがいやで、次第に仕事が終わった後の飲み会を避けるようになった。
おとといのサークルでは誰も強要しない代わりに、ノンアルコールビールを楽しく飲んで過ごした。自分が楽しいからであって、人に押しつけるものではない。押しつけることもされることもなく、楽しく飲んでいれば、周りも自然と楽しくなる。そういうのが本来の酒の楽しみである。

北海道ではアメリカンフットボール部のある大学は、実は関東やこのあいだ観戦した関西ほど多くはない。わずか14校しかないのだ。関東や関西なら中学高校時代から選手経験があるなどでリクルートできるが、北海道では高校に部があるのは2つしかないから、それすらもままならない。
そうやって入ってきた若者たちに、処分を科すのはしかたないとしてもプレーの機会を奪うのはやりすぎではないだろうか。フットボールの普及理解の上からもマイナスだと思う。
春季はともかく、北海道代表を決め、全日本学生代表を決める甲子園ボウルへの道がある、秋季シーズンからの部活動再開を、北海道で大学時代を送った者としてもフットボールファンとしても、切に願う。

やってみるととてもおもしろい2012-05-13 08:19:03

今年夏、8月の手話サークル納涼会でやるつもりでいる、手話落語のための、台本というかネタというか。
結局、『時そば』を子ども向け絵本とDVD教本の両方から文字に起こして手話訳を書きこめられるように、行間をあけてつくってみた。

あらためて『時そば』を読んでみると、そそっかしいというかアホだなあというか、人間のもろさみっともなさが如実に表れていて、文字を起こしながら笑ったり納得したりしてきた。なるほど。落語には悪いやつもいいやつもお殿様もいるけど、根っからのどうしようもない悪人は出てこないね。どちらかといえば人間くささのある人物ばかり。

3カ月で落語の基本動作も手話も覚えられるのかと言われればそのとおり。
でもDVDもあるし、できないことはないんじゃないかなと思う。

手話つき朗読とともに長い時間、長期間にわたって取り組むライフワークができたと思う。やってみておもしろそうだ。

手話サークルで2012-05-12 23:48:09

朗読がない代わりに、午後から都内へ調べものがあって出かけ、夜に手話サークルへ参加してきた。

新しい単語を学ぶ。
一例をあげると、ケータイなどに使われる「レアアース」。
片手全指をひらいて指文字「テ」のかたちにして反対の手をすぼめてからひらく、「珍しい」という表現。

そのあとにいつものように居酒屋へ移動しておしゃべり。
昨日のここに書いた『のらくろ』を話題にしたら、幼少時に読んだというご年配の方と盛り上がり、わたしが小学校時代に観たテレビ番組のギャグ「電線音頭」を切り出したら、少し上の世代の人とこれまた盛り上がって歌いだす。周りはあぜんとした表情をするやら「古いねえ」と言うやら。

そんなこんなの会話がとてもいとおしく楽しい。

読んでみたいマンガ2012-05-11 22:08:07

会社の行き帰りや礼拝の時にいつも読む、文語体聖書。
わたしと文語体の出会いは聖書の前、小学校時代にさかのぼる。

卒業までの3年間をわたしは東京都足立区で過ごした。
ある日のこと、駅前の小さな書店に置いてあったマンガを手にとって無性にむさぼり読んだ。当時流行していた『サーキットの狼』ではない。『のらくろ』である。

「失業すれば元ののらいぬ」 除隊後の「のらくろ」復刻
http://book.asahi.com/booknews/update/2012051100001.html

ご存じない方のために紹介すると、『のらくろ』は第2次世界大戦、太平洋戦争前の1931年から41年に描かれた、田河水泡さん(本名・高見澤仲太郎)のマンガでわたしが子どものころにテレビアニメーションになったこともある。たしか大山のぶ代さんが声を担当していたと記憶している。

天涯孤独、両親も家族もない真っ黒な犬、のらくろが陸軍猛犬連隊に入隊、二等兵から大尉まで昇進して除隊、そのあとに炭鉱でかつての元上司、ブル連隊長とともに働く。そのあとは喫茶店のマスターにもなったという物語もある。田河さんはマンガでデビューする前に新作落語作家だったことから、落語のオチあり、活劇あり、戦前戦後にかけて少年たちの笑いと涙をさそった作品だ。田河さんはキリスト者で、『サザエさん』の作者、長谷川町子さんを指導したことでも知られる。長谷川さんもキリスト者だった。

『のらくろ』は、わたしは猛犬連隊を除隊して炭鉱で働くところまでしか実は読んでいない。記事にあるように1960年代に描かれた作品があるとは、記事を読むまで知らなかった。
けれど文語体のせりふもすっとはいってきて理解できたし、声に出してもとても読みやすい。
『のらくろ』全集は現在絶版で入手不可能だという。
手に入るならまた読んでみたいマンガだ。もちろん『のらくろ放浪記』『のらくろ捕物帳』『のらくろ喫茶店』(各3570円)も。

江東区森下文化センター のらくろ館
http://www5a.biglobe.ne.jp/~norakuro/sub1/norakurotoha.htm

たしかに描かれた時代背景を考慮すべきではあるがそれとともに子どもたちが熱中して読んだ世界を知りたいと思う。

耳鳴りに肩こりに2012-05-10 22:54:20

今日午後2時ごろに外に出てみたら、ものすごい雨が降っていた。関東地方でもひょうが降るなど、天気は大荒れだったようだ。
だからだろうか、どうも今日一日すっきりしない体調が続いた。頭の前部分がひどく痛んだかと思えば軽くなったりの繰り返し。さらには耳鳴り、肩こりもあってさんざんな一日だった。
けっして連休疲れではない。

補聴器をつけていると、とくにわたしの場合は外すとほとんど聞こえないぶんだけ、耳に入れる音量が大きい。周囲の何気ない会話や音でもわたしにとってはとても耐えられないような音量で聞こえる。

仕事中はしかたないとして、終わって自宅へ帰ったら補聴器をはずすしかない。
自分のからだは自分でまもらなくては。

さっそくはじめた2012-05-09 23:16:11

手話落語の本を購入した。関西では「時うどん」というそうだが、関東では「時そば」でとおる、落語入門の初歩ともいえる噺も含めていくつか、載っている。

昨日から始まった朗読の練習もさっそく取り組んでいる。

手話落語と朗読。
楽しくやりがいがある。
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