まだ先のことだと思っていると……2012/08/01 23:28:40

今日から8月に入った。
8月はいろいろな意味で毎年気ぜわしい月のひとつだ。6日と9日の原爆投下、15日の敗戦記念日。そしていま開催中のロンドン五輪、夏の甲子園、全国高校野球選手権大会。

イベントはほかにもあるけれど、大事なこと。
月カレンダーをめくるともう4枚しかない。夏真っ盛りだからまだ先のことだと思っているとあっというまに、秋の便りが聴こえてくるということだ。

仕事のあとの手話サークル。
コミュニケーションクラスに来て下さった、聴導犬ユーザーのご夫婦らとおしゃべりを楽しむ。
聴導犬がわたしになついてきて、腕やほおをなめてくる。わたしもキスをしたり抱きしめたりして相手をしてあげた。いやぁホントいやされた。

朗読『最後だとわかっていたなら』のもつ意味が強く感じられてくる。
明日が来たら今日という日は二度と来ない。
有限だからこそ、むだにしないように生きていきたい。

気持ちを込めて読む2012/08/02 23:41:57

自宅で朗読舞台に向けた練習。
近々ビデオ録画をして手話や動きのチェックにもとりかかるけれど、からだを左右に向けてお客さんがいる、聞き手がいるのだというイメージで練習してみた。
以前にも書いたけど、詩は手話で表すのが難しい。そのぶん、昨年の「鬼平」以上に、からだの動きを取り入れたり間をおいて読んだりする工夫がいる。

演じるということがとても楽しく、やりがいでもある。

ロンドン五輪 わたしにとってうれしかったこと、その①2012/08/03 00:27:56

ロンドン五輪も開幕からまもなく一週間が過ぎようとしているが、わたしにとって驚きでありうれしかったことのいくつかを挙げてみたい。

① アーチェリー 女子団体

 日本としては初めての銅メダルを獲得した競技経験がないのだけれど、歴史のあるヨーロッパやお隣、韓国などと競って得たメダル。
 韓国から国籍変更した選手がいるけれど、だからといって彼女らを責めるのは筋違いだ。競技選手が少なく層が薄いのはなぜか。むしろ日本の競技レベルアップに貢献したいとさえ言っている彼女らを温かく歓迎したい。

② 競泳のメダルラッシュ

 とくに女子平泳ぎの鈴木選手。まだ大学1年という若さだ。
 これから世界から追いかけられる立場と、年を重ねてからだの成長などで記録が伸びにくくなるかもしれない。だが、逆にこれまでやってきたことを続けて、周囲に惑わされなければ、まだまだ伸びる可能性があると思う。

③ 卓球

 競技経験があるのはこの種目だけなのだが、いやあ中国の層の厚さはものすごい。サッカー男子のブラジルと同じくらいと言ってもいいか。
 なかなか勝てないのだが、まだ団体戦がある。
 
④ サッカー

 男女ともにすごいとしかいいようがない。
 女子なでしこは期待していたが、男子はそれほどでもなかった。
 しかしこのままいけば、メダルもあるかもしれない。

言葉をいただいたのがとてもうれしかった2012/08/04 23:57:54

8月最初の土曜日は午後から『朗読のレッスン』、そのあとに手話サークルの納涼会のパフォーマンスで一緒にギターを演奏してくださる聴者の方と練習を兼ねた打ち合わせ、そして夜はサークルでの手話学習と飲み会での楽しい会話だった。

ご指導をいただく朗読の先生に、やはり台本は佐川さんの訳でいくことをお話ししたあとに、先生から「あなたの取り組みはとても意味があることだよ」とお言葉をいただいた。今回で通算7年目、手話つき舞台では6回目の取り組みについてこうして言葉をいただいたのがとてもうれしかった。
レッスンではこれまで座ってやっていたが、先生から「立ったままでやってごらん」と言われて、思いがけなくもはじめから終わりまで通しでやった。みるとクラスのみなさん、うなずく表情の方もいらっしゃった。読みかたについてはもう少しゆっくり間をおいてもいい、とのアドバイスを先生からいただいた。

今月最終土曜日のサークル納涼会では「いつでも夢を」をやる。
聴者との打ち合わせ兼練習は、曲の入り方、タイミングを合わせてみた。一回でできるものではないから、何回か練習をさらに重ねる必要があるだろう。
サークルでは通常の学習会のあとに全体で練習をした。はじめはCDと合わせてみたけれどうまくいかず、わたしたちギターと合わせてみたらうまくいった。サークルは2つのクラスに分かれて手話を学んでいるが、隣のクラスからもギターが聴こえて楽しそうだったなどと言われた。

さてこのくらいにして、これを書く前に少しだけ、ロンドン五輪女子卓球団体戦、ドイツ-日本の試合をテレビで見た。
福原愛選手の相手はイリナ・イバンカンというカット型の選手。体格が大きく上背があるぶん、やりづらかったに違いない。外国人、とくに欧米の人はわたしたちからみてもほんとうに大きいから、どこへ返しても打ち返されそうでこわいくらいだ。
福原選手は第1セットこそ奪われたけれど、第2、第3セットをとって2-1で快勝。すぐに平野早矢香選手と組んだダブルスにも出場してジャドゥ・ウ、クリスティン・ジルバーアイゼン組に3-0(11-8、11-5、11-7)で勝った。
バドミントンは女子ダブルスで藤井瑞希(23)、垣岩令佳(22)組(ルネサス)が、田卿、趙蕓蕾組と対戦して0-2で敗れるも、女子ダブルス初めての銀メダルを獲得した。

今日未明の女子サッカー、ブラジル対日本は0-2で日本が勝ち、準決勝進出。

日本は男子より女子が強いね。ちゃんと結果を出している。
女子選手の活躍に強く感動をおぼえる。

懐かしいなあ2012/08/05 21:36:04

子どものころ、この時期はなんといっても盆踊り大会が楽しみだった。北海道の夏はあっというまの、ほんの一カ月あるかないか。だが学校が夏休みのさなか、公園でひらかれていた盆踊りに足を運んだものだ。

今日、予定を終えて夜に帰宅する途中、道路上で警備にあたっていた警官をみた。
きいてみると路地裏のさきの小学校庭で盆踊り大会がひらかれているという。
懐かしくなって少しだけのぞいてきた。

ゆかた姿の少女やランニングシャツの少年たちが櫓の周りで踊っている。いま補聴器を外しているけれど、ほとんど聞こえない耳でも遠くかすかに太鼓の音が感じられる。

やっぱりこういう日本の夏はいいねえ。

しのぎあったからこその結束2012/08/06 22:18:44

唯一経験がある種目、卓球では男女で明暗が分かれた。
国別対抗戦、男子は2-3で香港に敗れたが、女子はシンガポールに3-0で勝ち、日本女子卓球史上初の金メダルをかけて、強豪・中国と対戦することになった。

「火花バチバチ」をチームワークに変えた卓球娘
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2012/news/ballgame/tabletennis/1/20120806-OYT1T00929.htm

今回の日本代表、平野早矢香選手、石川佳純選手、福原愛選手は日本ではトップ選手同士。もちろん国内大会ではしのぎをけずって競い合う。だからだろうか、代表に選ばれてからもしばらくは口もきかないくらい「火花バチバチ」の関係だったそうだ。トップ選手なら当然それくらいのプライドがあってあたりまえだ。
だが、五輪となると話は別で、いくら口をきかない仲でも、一致団結していかなくてはチームとして成り立たない。まして4年前の北京では悔しい思いをしたのだから、ロンドンではその借りを返すためにも団結が必要だった。

日本決勝進出!史上初メダル確定/卓球
http://london2012.nikkansports.com/table-tennis/news/f-sp-tp0-20120806-996010.html

仲が悪いのではなくて、競い合うライバルだからこそ、チームメートとしてやっていかなくてはならない。
競泳女子チームも、サッカーなでしこメンバーも同じ思いだろう。

とても感動した、卓球女子におめでとう!
さあ、あとは7日の決勝戦。

この熱気はまだやみそうにはない。2012/08/07 23:32:20

今日午前3時ごろまで10分間だけ、ロンドン五輪女子サッカー準決勝のフランス-日本を観戦した。試合が終盤になぜか目が覚めて、90分が過ぎたあとも見続けた。
結果は皆さんご存じのように、1-2で日本が勝ち、10日にある決勝はワールドカップドイツ大会と同じくアメリカとの対戦と決まった。

女子サッカーにひきずられていい影響を受けたか、さきほど女子バレーボールも中国に勝ったというニュースが入った。男子サッカーと女子サッカーはそれぞれロンドンにあるウェンブリ―スタジアムが開催地だ。
このスタジアムは行ったことがないが、NFLが毎年レギュラーシーズンゲームで「インターナショナル・シリーズ」と題して試合を行うことでも知られる。ちなみに今年は10月28日、ホームがセントルイス・ラムズ、アウェーはニューイングランド・ペイトリオッツだ。
ともあれフィールドに立てるというのは選手にとっては生涯で一度あるかないか。とても誇りに思えることだろう。

この熱気はまだやみそうにはない。しばらくは眠れそうにないかな。

さて今日は仕事のあとに朗読のレッスンでご指導をいただいてきた。
からだの動き向きや手話の手の位置など細かい修正をしたが、確認のためビデオ録画をするとともに今月末からわたしの自宅へ先生に来ていただいて、昨年同様にチェックをしていただくことになった。

気合いが入る。

何をやってんだかね2012/08/08 23:53:33

今日から甲子園がはじまった。
夜の気温がいくぶん下がったか、過ごしやすかった。

男子サッカーはメキシコに惜敗、3位決定戦を韓国と戦うことになった。
女子サッカーは10日深夜にアメリカと、日本五輪サッカー史上初の金メダルをかけて戦う。

五輪出発時のサッカー代表の待遇差が話題になった。男子はビジネスクラスで、女子がエコノミークラスだったとか。
日本サッカー協会内部の規定に従ったものだそうだが、ちょっとおかしいんじゃないかと疑問を感じた。国の代表で行くのだから男女ともに同格の扱いであるべきだ。

あんまり言ったら怒られるかもしれないが、今回の女子チームは内心、こういった扱いに反発していて、見返してやろうという気持ちもあるのではないかと思う。だいたい女子ワールドカップドイツ大会にしたって出発したときは取材マスコミが全く来なかったのが、世界一になったとたんに大挙して取材に来たのだから。

ともあれ、女子代表は少なくとも銀メダル以上は確定なのだから、メダルの色に関係なく、帰国便はいいシートを用意してあげないと。彼女らから怒られること間違いないだろうね。

政治は相変わらずの混乱ぶりだ。
何をやってんだかね。

ひとりでやるということは2012/08/09 23:51:21

ギターを引っぱり出して納涼会の練習と、舞台の練習の両方に時間を費やした。

ひとりでやるというのはなかなかこれはこれで厳しさとしんどさが伴う。昔高校時代の弁論大会のときも、誰もいない教室でひとりで練習をして、恩師にみてもらったことがいまでも忘れられないのだが、当時住んでいた学生寮に帰ってからもひとりで練習をしていた。
誰も見てくれるわけじゃない、教えてくれるわけでもない。やるのは結局はわたしだから、わたしがひとりで取り組み向かい合うしかない。

そのしんどさはほんとうに厳しい。
が、その向こうにあるもの。実ったかどうかではなく、取り組み続けるということ。この厳しさと苦しみつらさから何が問われているのか、ということを感じる。

仲間はとても貴重だ2012/08/10 23:39:36

ロンドン五輪女子サッカー決勝、アメリカ-日本。
さすがに生中継を見る体力はなく、試合が終わった直後に少しだけ見た。アメリカ選手が背中に星条旗をはおっているのをみて敗戦を知ったが、なでしこもよくやったと思う。堂々たる銀メダルだ。

さて昨日、小学校の同窓会の案内はがきがきた。
今年で3回目になるのだが、やっぱり懐かしいのと同世代ゆえの気安さと、一瞬で「あのころ」に帰れるのが楽しい。
たしかにわたしをいじめたやつもいたよ。でも嫌いだとか会いたくないとかいった感情はない。なぜってお互い子どもだったから、あんなものだとわかりあえるから。やっかいなのは中学から高校にかけてのいじめだ。成長期思春期だけに、ちょっとしたことでも大きなとげ傷になる。

五輪代表選手だって、メダルのあるなしや競技に関係なく、同時代を生きてきた仲間、厳しいトレーニングやしのぎを削ってきた仲間という連帯感があるだろう。
何年もたってから「ああ、あの時の仲間はどうしているかな」と思い出すだろう。仲間はとても貴重だ。

いじめはそんな、仲間としての連帯感を損なうばかりか、一生消えないこころの傷をつくるだけだ。
いじめた者は自分がやったことに気づかないらしい。それがますます傷を深くさせていく。

同窓会で参加したいのはもうひとつ、高校時代だが、こちらはまだなにもない。
こちらもいつか来るときを楽しみにしている。