ノストラダムスブームを経験した苦い思い出2017/05/09 23:38:14

中学時代のころ、『ノストラダムスの大予言』シリーズを熱心に読んでいた時期があった。

「世界の終わりが来る来る」って大騒ぎしていかにも、自分が世界のすべてを知っていたかのような、壮大な思い上がりに浸っていた経験だった。幼稚だったともいえるし、背伸びしていたともいえるし。

1999の7の月が終わっても21世紀のいま、わたしはがんになっても生きている。がんはさておくとして、あまり世界の終わりだとかキリストが再臨するとか空中でキリストと会うとか、未確認生物だとかUFO発見だとか、いかにもそれくさい話には飛びつかないことにしている。

① 9・11はアメリカ政府の自作自演だ
② 3・11東日本大震災は地震兵器が起こした
③ アポロ11号は本当は月に行っていない

いまでもネット内外でこういうことを平気でいう人がいるらしい。

そしてこういう陰謀論だとか、いかにも知っていると言わんばかりのことを真顔で言う人ほど、疑うことを知らないしない確かめようとしない。だまされていることに気づかない。疑うことは悪いことなんだと思い込んでしまう。
はっきり言ってしまうとカルト宗教と同じである。物事を見る態度姿勢がそっくり同じということが言える。

信仰もそう。幼稚な未熟な思い上がりのようなところから、もっと成熟したものへたどりつきたい。それこそが大事であり賢明な姿勢だから。

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