ふたつの詩2007/11/27 22:52:40

青空
神様は決して
ピンチだけをお与えにならない
ピンチの裏側に必ず
ピンチと同じ大きさのチャンスを
用意して下さっている
グチをこぼしたりヤケを起こしたりしていると
チャンスを見つける目がくもり
ピンチを切り抜けるエネルギーさえ失せてしまう
ピンチはチャンス
どっしりかまえて
ピンチの裏側に用意されてる
チャンスを見つけよう

これは先日のある新聞の夕刊で紹介されていた詩である。
今年夏に、日本中をわかせてくれた、夏の高校野球選手権大会。全国4081校の頂点に立った、佐賀県の佐賀北高校野球部の部室前に掲げられているという詩だ。タイトルは『ピンチの裏側』。
つくったのは、福岡県飯塚市在住の詩人、山本よしきさんというかただそうだ。

もうひとつ。
これはアメリカンフットボールからだと思うが、ウォルター・D・ウイントルという詩人が書いた、『すべては心の持ち方次第である』という作品だ。

         すべては心の持ち方次第である

                         ウォルター・D・ウイントル

もし負けると考えたら、負けるだろう 
もし挑戦しないと考えたら、できないだろう
もし勝ちたかったら、しかし、勝てると考えるな 
求めなければ勝利は絶対につかめない

もし負けるかもしれないと考えたら、負ける
この世の中では 成功は 人の意志から始まる 
すべては心の持ち方次第である

1回のプレーも行わずに たくさんの試合が敗れ去った
仕事が始まる前に たくさんの臆病者が失敗した

大きく考えれば、行動も大きくなる 
小さく考えれば、それを乗り越えられない
出来るし、やると考えろ 
すべては心の持ち方次第である

もししのげると考えれば、そうなる 目標を高く持て 
栄光を得る前に 自信を持て

人生での戦いは、すべて最強最速の人が勝つのではない
しかし、遅かれ早かれ 出来ると信じている男は勝利を得る
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共通しているのは「求めなければ勝利は絶対につかめない」「出来るし、やると考えろ」「遅かれ早かれ 出来ると信じている男は勝利を得る」(『すべては心の持ち方次第である』)「ピンチと同じ大きさのチャンスを用意して下さっている」「」「ピンチはチャンス どっしりかまえて ピンチの裏側に用意されてる チャンスを見つけよう」(『ピンチの裏側』)ということだ。つまり、こころのありよう、どういう方向を向いてどういう姿勢であるかが問われている。

いま一度、もう一度、読み直してかみしめたい。