期待されているということの表れ2007/11/26 23:51:18

がんばれ 「白い恋人」!
北海道みやげで一番知られている菓子というと、なんといっても「白い恋人」と「六花亭」の2つだろう。「白い恋人」はロマンチックなタイトルと甘くおいしい味が人気で、わたしも毎年楽しみにしているほどだ。
ところが、今年8月に、製造年月日と賞味期限を改ざんしたという問題が起きて、11月までの3カ月間に出荷と販売が停止され、この11月22日に販売が再開されたのだ。写真にあるのは、その販売が再開されて店頭に並んだうちのひとつ。札幌市内では店頭に並んでも売り切れてしまったり、販売するに十分な供給量になっていないなどの問題がある。3カ月の期間は痛かったが、またたく間に売り切れてしまったところがあるということは、それだけ期待されているということの表れだろう。

食品は口に入れるものであるだけに、慎重の上にも慎重、念には念を入れていかなければならない。ましていったんこういう事件が起きると、あっというまに人心が離れていってしまう。
昔、カップラーメンを食べようとして封を開けたところ、虫がはい回っているのを見て卒倒寸前だった記憶から、しばらくはカップラーメンを見るのさえいやだった、という経験がある。個人的な体験でさえこうだから、食品の偽装などが取り上げられると、あとあとまで残る影響が大きい。

話を「白い恋人」に戻す。
これだけニュースになったあとでは、メーカーも消費者も不安があるだろう。しかし一方で期待されている、ということは大きなことだ。

がんばれ 「白い恋人」!