なんともやりきれない 背負いきれない重荷2007/11/28 23:12:46

香川県坂出市で祖母と2人の孫娘が行方不明になった事件は、祖母の妹の夫による殺害事件であることがわかり、今日になって3人が遺体で見つかった。報道では、容疑者である夫と祖母のあいだに金銭トラブルがあったとされている。それにしても、血のつながりのある人間を殺すなんて。

なんともやりきれない事件が相次いでいる。
新聞やテレビを見ると、人を殺したとか殺されたとか、事件を見ない日はない。海の向こうでも、プロフットボール、ワシントン・レッドスキンズの若手選手が射殺されたという。まだ24歳の若さ、これからの活躍が期待嘱望されていた選手だった。

こんな悲しい事件はもう見たくも聴きたくもない。そう思いながら、伝えなければならない。伝える人たちも重苦しい気持ちをかかえている。なによりも、犠牲になった、被害にあった人たちやその家族、加害者の家族も一生、重い重荷を背負っていかなければならない。消えることのない重荷だ。

裁判員制度がまもなく始まる。
もし重大事件にかかわることになり、被告に死刑が相当だと思われる事例に出会ったとして、はたして冷静かつ客観的な心境になれるだろうか。死刑を求刑しなければならないとして、その責任をどこまで負いきれるだろう。

人が人を裁く。その重みと、犠牲者はもちろん加害者の背負っている重みにも思いを向けたい。
正義感というような、単純な考えではとてもつとまらない。
だれもがいつ、被害者にも加害者にもなる可能性がある、ということを忘れないように。