ティファニーでトロフィーを2007/11/11 22:56:12

1時間前に帰ってきたばかり。隣の駅から歩くプログラムを続けているが、生来のなまけぐせが顔を出して街中をブラブラ歩いて時間をつぶしているうちにあらあらと雷からバケツをひっくり返したようなとんでもないどしゃ降りの雨。そのなかを傘のないまま、びしょ濡れでようやくたどり着いた、というわけ。

今日は教会の後、手話仲間とともに東京都庭園美術館へ、『世界を魅了したティファニー 1937~2007』を見てから都内で食事と楽しい手話おしゃべりで、ひとときを過ごしてきた。同美術館ウェブサイト内の、『世界を魅了したティファニー 1937~2007』公式サイトはこちら。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/tiffany/index.html

しかしまぁ、宝石だの装飾品だのは、わたしが男性であることを別にしても、あまりほしいとも身につけたいとも思わないけれど、美術館に行っておおぜいの人たちがつめかけていたのには驚いた。ガラスケースに展示されていたジュエリーにため息をつく人。ブローチやブレスレットなどの高価な展示品の数々。一生身につけることはないかもしれない。もし仮に手にすることがあるなら、たぶん緊張で身が固まってしまうかもしれない。

わたしにとってティファニーというと、プロフットボールNFLの王座決定戦・スーパーボウルで勝利チームに授与される、ビンス・ロンバルディーの名を冠したトロフィーと、人格的にも選手としても優れた選手に贈られる、ピート・ロゼールの名を冠したトロフィーの製作者としてのほうが親しみがある。親しみというかフットボールつながりで、という意味で。

美術展示とは別に、この東京都庭園美術館の周囲は美しい木々や花がみられる。一緒に行った仲間も言っていたけれど、都内にまだこんな自然風景が残っているなんて、驚きだ。
ともあれ、自然のすばらしさと美術鑑賞と、同時に味わえた初冬の一日。