親の心子知らず 子どもの心親知らず2007/11/05 23:46:04

だんだん年をとってくると、子どものころには気づかなかった、あるいは無視したり避けたりして、あるいは理解できなかったことが突然ふっとわかるようなことがある。
たとえば。なんだろう。働くこと。生きていくこと。

けさの朝刊を読んでいて、親の気持ちが年をとったいまになってよくわかる、という話に触れて、つくづく実感したものだ。
これで子どもがいたり、家族がいたら、また違ったものの見方をするのだろうね。

ひとつだけ言えることは、「親の心子知らず 子どもの心親知らず」というけれど、子どもを心配したり思わない親はいないということ。いくつになっても子どもがいい年齢になっても、親から見たらハラハラしどおしなのだろうねぇ。自分もいつか親になったら、子どもを心配してみるのだろう。

いのちのリレーといっていいのかもしれない。
遠く離れていても、どこかで絆で結ばれているような気がする。

昨今の悲しいニュースを聞くにつけ、いったいいまの家庭はどうなってしまったのだろうと暗たんたる思いにかられながら。