予想できたことだけれど2008/01/25 00:13:50

仕事が終わってから、東京都大田区であった、手話学習会に参加するため移動した。大田区は昔病院に通院していたころに何度も行ったことがあるし、羽田空港は旅行でいつも利用する。だがそれ以外で、同区内を歩いたことはほとんどない。

夜遅くだったが会場はぎっしり満員。手話通訳経験者や難聴者・ろう者が多くみられた。
日本語は世界でも難しい言語に属しているとよく言われる。敬語、カタカナ、慣用句。対照言語と比較言語を例にしても、難しいものだとつくづく感じさせられる。

「携帯を買ったらメールしてね」「携帯を買うならメールしてね」
「新聞記事にわたしの家族のことを書かれた」「新聞記事にわたしの家族のことを書いてくれた」
こんな例文が出たのだけれど、あなたはどう手話で表現されるだろうか。

また、この例文にある、「書いてくれた」を「書いて+ありがとう」と訳すのもありだが、「書いて+迷惑している(またはうれしくない)」という表現もあるだろう。

どういう場面なのか、相手や自分の立場など、状況に合わせて訳したり表現したりしなければならない。
手話は本当に難しくまた、奥が深いものだ。

手話学習会が終わってから有志との交流会に飛び入りした。

やれやれ、というのはわたしの年齢を「20代」と言ってくださった方が多かったことだ。うれしいけれど、実際はそんなに若くない。
見た目からしてマジメに見えるらしいし。
まあ若く見えるのは、そのぶん苦労が足りないからだろう、まだまだ精進が必要だという意味だと解釈している(笑)。