すてきなメッセージ2013/10/17 22:24:27

わたしが幼稚園から小学校に上がるころ、フジテレビ放送の『ママと遊ぼうピンポンパン』という番組があった。 『帰ってきたウルトラマン』の主題歌シングルレコードなどとともに、この番組の曲を収録したアルバムを買ったのを覚えている。いまでも覚えている曲のひとつが「ピンクのバニー」(作詞:山元護久、作曲:服部克久)。ネットで歌詞をみつけて懐かしくなった。
もうひとつ、そのアルバムに入っていたと記憶しているのが、「手のひらに太陽を」。

この歌の作者、やなせたかしさんが13日午前3時8分、心不全のため、東京都内の病院で死去した。94歳だった。
http://www.asahi.com/obituaries/update/1015/TKY201310150151.html

まだ聴こえていたわたしの耳には、この「手のひらを太陽に」の、弾むようなメロディーラインと男性少年合唱団の歌声、すべて生きとし生きているものは友だちなんだ、というメッセージが強く残っている。

そういえば、あんぱんまんも、自分を犠牲にして自分のからだであるあんぱんを人に食べさせるというキャラクターだった。ここにもキリスト教信仰の一端が表れているように思える。

かっこいいヒーローではないね。スペシウム光線もアイスラッガーも、パンチもキックもない。ないけれど一方的に攻撃せずに、自分を与える。

いろんなマンガや活動を通して人々に笑いと喜びを伝えてくださった。
長い間、ほんとうにおつかれさまでした。

天に召されたやなせさんに、主の恵みと祝福が豊かにありますように。