やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

若いころや昼間に観る時間があった時にはたまに観ていた、フジテレビの『森田一義アワー　笑っていいとも』。
昨日の放送中に、タモリが自ら「来年３月で番組を終了します」と明かし、各新聞やNHKまでもが取り上げるなど大きなニュースになった。

なかなかおもしろいコーナーが多かった。なんといっても「テレフォン・ショッキング」だろう。芸能人の人脈やつながりがうかがいしれるだけではなく、人柄が感じられる場面もあって、楽しかった。
しかしここ数年は、視聴率の低迷やマンネリなどが指摘されるようになり、タモリさんも年齢を重ねてきたこともあって、いつ番組を終えるのかが話題になっていた。

これだけ情報化社会になり、多様な情報が飛び交う時代にあって、一人の司会者が番組を長期間もつというのは難しくなっていくのではないだろうか。
タモリさんといえば毒のあるキャラクターというイメージだったけど、ＮＨＫの『ブラタモリ』などをみると、ひょうひょうとしたなかにも博識ある語りをみせてくださるなど、お笑いとは違う部分に好感がもてる。

30年以上にわたり長い間、ほんとうにおつかれさまでした。