昨今の自然災害とこういうからだであることを思う2015/09/14 23:49:01

けさ早く起床して、まだ眠りについている妻を横目に、昨日つくった焼きそばの食材の残りなどを使って焼肉とサラダの弁当をつくった。もちろんわたしと妻の二人分である。

そして出勤してまもなく、阿蘇山が噴火したというニュースが飛び込んできた。
まだ復興どころではない、東北やこのあいだの北関東茨城、栃木の水害に続いて、今度は九州で火山が噴火した。
わたしたちはけっして安全な世界に住んでいるのではなく、自然災害と向き合わなくてはならない星に住んでいる。そしてわたしたちもまたその自然の一部でしかないということを実感させられる。

そんな今日、かばんにヘルプカードをつけはじめた。

東京都福祉保健局 ヘルプマークについて
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html
義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、作成したマークです。
東京都福祉保健局障害者施策推進部 ヘルプカード作成のためのガイドライン
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shougai/shougai_shisaku/card.files/1helpcard_guide.pdf
これらのヘルプカード等は、特に、聴覚障害者や内部障害者、知的障害者など、一見、障害者とはわからない方が周囲に自己の障害への理解や助けを求めるツールとして有効です。実際に、日常生活の中や災害時等で役に立った事例も報告されています。

実は昨日、新宿駅と教会から帰る途中のバス車内で、コミュニケーションがうまくいかずかみ合わない会話で苦労した。前者では「聴こえない」と何度も言ったのに駅窓口の方が音声会話でしか返事をしてくれず、怒りをおぼえた。後者では、補聴器をかけていることがわからず、補聴器が見えなかったらしい。

そういうこともあって、「援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない」ゆえに、自分を知らせるあるいは知ってもらうために、このヘルプマークをかばんにつけることにした。わたしが住んでいる都内の区役所からも四つ折りのヘルプカードをいただいて、さっそく耳マークをはるなど、万が一のときに提示できるようにしてある。

地震にしろ水害にしろ火山噴火にしろ、いままでなかったということはたまたま起きなかったということであり、たとえば50年60年100年1000年なかったということは、過去50年60年100年1000年なかったという意味でしかないのであって、今後将来も絶対起こらないとは言い切れないのだ。
だからこそ自然災害も含めた、万が一が起こる可能性を、わたしたちは常にこころに留めるべきではないだろうか。
わたしはややこしいからだで外見からはわかりにくい障がいがある。
だからこそ自分を守る、自分を周囲に伝えるということも大事なのだ。