自分がつける側になってみて感じるのは2015/09/15 23:18:42

以前、ヘルプカードをつけていた人について書いたことがあるが、自分がつける側になってみて感じるのは、意外と見ていない人が多いなあ、ということだ。別にジロジロ見てほしいなんて思っていないけれど。あるいは見て見ぬふりをしているのかもしれないし、見てもどうしたらいいのかわからないのかもしれない。もしそうだとしても、聞いてくれれば、わたしは正直にこたえることにしている。

今日の地下鉄でも、ヘルプカードについて説明が書かれたポスターを車内で見かけたけれど、ポスターはどうしてか、黄色いつり輪、携帯やスマホは使わないでほしいというイエローゾーンのところに掲示してあった。
そこが妊婦や外見からでは障がい者とは分からない人たちの、いわば優先スペースであることを伝えるためだろう。
だが、どうせ掲示するならイエローゾーン以外の、マンションや雑誌やローンなどと同じ、一般普通の広告のところにも掲示してほしいと思う。混んでいてイエローゾーンには座れないという妊婦や外見からでは分からない人たちもいることを思えば。

以前からわたしは、マタニティーマークにも目を向けることが多い。妊娠と聴覚障がいは異なるけれど、理解されづらいという意味ではとてもわかる。

ちょっと想像するだけで、この世界はずっと過ごしやすくなる。