便利さゆえに自分のからだをこわしたくない2015/09/04 23:30:38

二つのメガネ
昨日のギターレッスンで、はじめてレッスン時にメガネをコンタクトと併用して使ってみた。
コンタクトだけだったら弦がぼやけたりにじんだりして見えていたのが、メガネをつけてみたらはっきりよくみえる。これはとてもいいとあらためて実感した。
しかしどんなにいいものでも、使い方を間違えると悪影響をもたらす。薬からこのパソコンからスマホでもそう。
コンタクト併用のメガネはスマホを使うときやギター練習や演奏のとき、仕事で小さい文字を読むときだけに限定して、それ以外のときは極力使わない。そしてコンタクトでも裸眼のときでも普通のメガネのときも、わたしの場合は老眼だから、遠くの文字を見るようにして目に負担をかけないこと。

先日も書いたように、スマホ依存以前に、スマホを使う時のからだや首の姿勢がかえってとんでもない悪影響をもたらす。
首はおよそ6キロの頭を支えているわけだが、うつむき加減の姿勢だと首にかかる負担が3倍にはね上がるのだという。
うつむいてスマホを操作している姿勢が長く続くと、首を通る自律神経が圧迫されて全身神経が病んでしまい、マッサージを受けてもよくならない、よくなりたいあまりに病院をはしごした結果、ヘタをするとうつ病になったり自殺を招いたり、という報告まであるのだそうだ。

7月に札幌に帰ったときにひどい肩こりや頭痛で夜間救急病院に駆け込んで翌朝も別の病院に行った経験から整形外科での診断を経て、姿勢矯正ベルトを使い、そしてコンタクト併用のメガネを使ってからは、肩こりこそあるけれども頭痛や吐き気ということはなくなった。
パソコンを打つときは前のめりにならないように気をつけているしスマホを操作するときはうつむいた姿勢ではなく、顔の位置に上げている。

そうやって健康やからだに気をつけるようになってくると、今度は周りにいる人たちがうつむきながらスマホをいじくっていたり、前のめりで操作していたり歩きスマホをしていたりするのが気になる。イヤホンやヘッドホンで音楽を聴いているのも、難聴にならないかなと気になってしまう。

なにもメガネを使ったり作ったりしなくても、ほんのちょっとのことで心身の不調は防げる。そして病院に行く必要もなくなる。
うつむいた姿勢でスマホをいじくらない。ほんのひととき、隣駅までの時間でもいいのだからスマホを使わないでいるだけでも違ってくるのではないだろうか。電車内ではイヤホンをつけて音楽や音声を聴かない。たったそれだけでも違ってくる。
便利な機器だけれど、機器にしばられてからだの全身不調から、自分の人生をこわすようなことはしたくない。