断捨離ならぬ断スマホ2015/04/21 23:11:40

家を出る間際にスマホを忘れた。
そのおかげで終日スマホを見ることがなく、帰宅してからやっとメールなどをチェックできた。

先日、信州大学の学長が「スマホやめるか、大学やめるか」と新入学生を前に話したというニュースについて書いた。
今日一日、スマホを持たずに過ごしてみて、意外とスマホなしの生活も悪くないものだ。
スマホを手にするとメールチェックだ、LINEチェックだと、気もそぞろに散漫になってしまう。

地下鉄の10人掛けシートの端から端まで、全員がそろったようにスマホをいじくったりのぞいたりしているのを見て、なんだか恐ろしいような、言いようのない気分を感じたことがある。

寺山修司は「書を捨てよ、街へ出よう」と言った。そのもじりでいうなら「スマホを捨てよ」ということになるだろうか。

たしかに災害が起きたときや緊急時に連絡がとれないというのはちょっと困るだろう。しかし、スマホに束縛されてしまう、依存してしまうような生活になっては、元も子もない。

思いきって、週に一日くらい、断捨離ならぬ断スマホというひがあってもいいかもしれない。