産みの苦しみ2010/02/02 23:54:29

日本手話教室も2月に入った。

今日は自然気象の単語表現と、これまでの短文表現から、長文の表現に入った。

香りと空気。人さし指と中指を鼻に向ける、においをかぐところから。同じ動作だが空気は2回。香りは1回。というように、手の動きの回数に気をつけなければならない。
また、雷は速く動かす。反対に、曇りは雲の形をイメージしてゆっくり。

「大事」と「大切」の違いはどうか。
MOTTAINAIという言葉が国際語(?)になりつつあるそうだが、「惜しい」「もったいない」というニュアンスの「大事」は片手のひらを、反対側のほほにあてる。
重要、愛しいという意味の「大切」は片手こぶしを上からなでる。愛するように。

さて話は変わって、朗読。
舞台は夏を過ぎた9月に予定しているが、今年も当然、手話つき朗読舞台になるだろう。
まだテキストを決めていないが、いろいろ本を読んでは、自分のこころに「これが読みたいか」と問いかけている。昨年の『塩狩峠』、おととしの『アンネの日記』のように、こころからわたしが得た感動、表現したいという情熱をかきたてるものでないと。言い換えればそういうテキストに巡り合ったとき、舞台の9割は成功すると言っていい。

そんなテキストと巡り合うまでのかっとうや苦しみもまた、大切なプロセスでありステップなのだろう。

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