ミスをしたほうの負け2009/07/25 23:33:12

日本がアメリカにダブルオーバータイムの末敗れた、第3回アメリカンフットボール・ワールドカップ川崎大会からもう2年。
次回第4回大会は、オーストリアで開催されると聞く。
その、2011年大会に向けた日本代表は、はたして2年前より強くなったのか弱くなったのか。
日本代表にとって目標であり倒さなければならない相手、アメリカ。
アメリカを代表する名門カレッジ、ノートルダム大学の卒業生を迎えて、東京ドームで「Nortre Dame Japan Bowl 2009」が開催された。

最終スコアは3-19。第1Qにフィールドゴールで挙げた3点が唯一の日本代表の得点である。日本代表は2つのタッチダウンに加えて、1つのセーフティー(相手陣ゴール内で相手クオーターバックをタックルする)も与えてしまった。ノートルダムがゴリゴリ力で押してくるのがわかっているのに、ましてエンドゾーンでの攻撃である。ひとつ間違えればタックルをされてしまえばもうおしまいということはわかっていたはず。なんでQBを守れなかったのか。攻撃ラインに聞いてみたい。
なにより、日本の持ち味であり兵器であるパスオフェンスが空回りしてしまったのが痛い。45回試投で成功が20回。獲得距離が179ヤード。
再三、いいフィールドポゼッションを得ながら、パスのタイミングが合わなかった。
たしかにチーム作りがわずか2カ月余りの短期間。だがノートルダム大学も同じ時間をかけてきた。
日本のもっている特色を自ら消してしまい、相手のいいようにさせてしまったのは、いったいなぜなのか。

逆にいえばこのスコア(3-19)でよくもったなとも思う。これがたとえばアメリカカレッジの現役学生であったり、NFL以外のプロチームであったら、こんなものではすまないはずだ。徹底的に弱点をついてくるしいったんスキを見せたら、これでもかこれでもかと執ようなまでに襲いかかってくる。NFLはとても太刀打ちできないレベル。大学卒業生相手によく健闘したなと思うが、国際試合で「健闘した」じゃ、かえってこの先が思いやられる。

ミスをしたほうの負け。
それだけである。

コメント

_ 谷 千春 ― 2009/07/26 16:22:27

昨日は試合前のウォーミング・アップから試合後の反省会まで、楽しいひとときをありがとうございます。
残念ながら全日本は負けてしまいましたが、素晴らしい試合を見せてくれた両チームの選手には、心からの拍手を送りたいと思います。

_ スマイル ― 2009/07/26 22:07:58

谷先生

スマイルです。
コメントを下さりありがとうございました。

ウォーミングアップではつい、その気になってしまい、たいへん失礼いたしました。朗読でも手話でもカラオケでも卓球でもスイッチが入ると変わってしまいます。
反省会での会話もゲーム以上の(?)盛り上がりでしたね!

まさか卒業してまた母校のヘルメットとジャージを着ることができるなんて、ノートルダムの選手には夢のような話です。ノートルダムの選手にとっても日本代表にとっても一生の思い出になったことでしょう。

ほんとうにこころからの拍手をおくります。

スマイル

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
今年のスーパーボウル優勝チームは?

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://todaywesonghands.asablo.jp/blog/2009/07/25/4457614/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。