だからこそ2009/05/09 17:01:03

外を歩いてなにげなしに空を見上げたら、きれいな月。
3年前から、なにかあったときのためにとデジタルカメラを持ち歩いていて夜にはめったに見えない星空や月を撮影しているのだけれど、夜空を撮影するのもまた楽しい。

コズミックカレンダーというのがある。
以前ここにも書いた、故カール・セーガン博士が提唱したもので、宇宙の誕生、ビック・バンから現在までの時間を1年のカレンダーにあてはめたものだそうだ。
たとえば。起点(いまから137億年前)から、つまり人類の歴史は宇宙の歴史を1年に置き換えてみるならば、365日、大みそかの夜に始まったにすぎないのだ。それは大みそかの午後10時40分にあたるという。今年は国際天文年だそうだが、ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡で宇宙を見たいまから400年前は、0.04万年前だという。
というぐあいに考えていくと、人類の歴史なんて宇宙の広大深遠な時間からすればたったの1時間にも満たない。わずか10年前=0.001万年前、ということは……。

その時間の長い長い歩みをへてわたしという人間がこの世に生を受けていま、こうして文を書いたり人と話したりメールを交わしたりしている。宇宙のスケールからすればわたしなぞはわずかな、ごくささいな存在でしかないのに。これはほんとうに貴重な、たいせつなことなのだ。

いつかはわたしも神さまのみもとに帰る。
その貴重な時間をいただいているのだから、その瞬間まで、まず一生懸命生きなさいよ、と神さまは言っておられるのだと、思う。あらためてそう命じられている、とさえ思う。
手話つき朗読や手話ソングダンスも含めて、やりたいこと目標がある。だからこそこの有限貴重な時間をいただいて生かされていることに感謝をもって、一日一日を神さまにおこたえできるようになりたい。

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