今日のテーマは「医療」。2016/07/27 23:59:59

月末の千代田一麦会。わたしは中級クラスの講師を担当した。

それほど経験があるわけでも技術が高いわけでもない。むしろわたしこそもっともっと学ばなくてはと思うのだが、ひと様に教えるという経験も自分の技術を高める経験になるかもしれない、とお引き受けすることにしている。

講師とはいっても、学ぶ人の立場に立ってみよう。
一方的に教え教わるのと自分から考えて能動的に学ぶのとでは違う。まして手話サークルに来るのは成人、人生経験も甘い酸いをかみしめた人たちばかりだ。そんなわけだから一方的に教える教わるのは楽しくないだろう。
わたしだったら、「なるほど」と何かを得たと言えるものでなければ、やりたくない。

今日のテーマは「医療」。
地震や災害で避難所に行くときに医師の診察を受けたりからだの不調を訴えたりすることもあろう。だが平時、ふだんから医師とのコミュニケーションを考えるかどうかで違ってくる。
今日は歯科医との診察でのやりとりと、内科医とのやりとりということを想定して会話文を作り、実際にやってもらった。

たとえば歯科医の場合は、歯、口腔という小さい体内を説明するのに腕を歯にみたてて、こぶしから手首、腕、と、「歯冠部」「歯頚部」「歯根」「歯肉」と表すらしい。これだけでもずいぶん違う。
アレルギー、CT,MRIなど専門用語の一部も交えて、一緒に学んでいった。

将来わたしもどこかで医療のお世話になることがあるだろう。
そのとき、手話通訳も交えてコミュニケーションができたら。医療関係者の中にも手話ができる人がいるそうだが、もっともっと増えてほしい。

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