メジャーもいいけどNPBもいいね2016/07/01 22:56:51

文月。早いものだとつくづく実感させられる。
今日。妻の妹と家族がアメリカからやってきた。わたしは明日に予定している朗読のレッスンのため行けないが、日本のプロ野球を観戦して楽し死んでほしいと、試合チケットをプレゼントしている。

最近聞いた話では、イチローや前田らの活躍に、日本のプロ野球への関心があって、アメリカから日本に観戦で来る人もいるらしい。アメリカ国内で日本のプロ野球のチケットを販売する業者もいるとか。

それこそ30年、40年前には考えられなかったこと。
日本のプロ野球のレベルが上がっていることを知ってもらえたらうれしい。

どんなに正当化しようとも2016/07/02 23:26:28

けさテレビをつけて飛び込んできた、バングラデシュの首都ダッカで起きた、武装した集団が外国人30人あまりを人質にレストランに立てこもった事件。半日以上が過ぎて犠牲者の数が20人とも伝えられているが、日本人7人が行方不明だという。

どんな理由があれど、またどんな宗教を信じていようとも、事件を起こした集団とその行動を許すことはできない。

報道では「神は偉大なり」と叫んで銃を乱射してレストランに入ってきたという。とするとイスラム教徒だろうか。だが、イスラムはむやみな殺人を禁じているときく。たとえ宗教が理由であれ他宗教を信じている外国人を襲うなどというのは、本来のイスラム教ではない。

とても怒りに震えている。

めちゃくちゃな暑さ2016/07/03 23:00:01

妻とその妹家族が東京スカイツリーに行っているのに合わせて、ダンスのレッスンから帰ってきた。

それにしてもめちゃくちゃな暑さ。まるでサウナの中でやっているような気がするほど。
社会に出たころよりますます暑さがひどくなっていくのではないかと、ホントに心配している。

深い悲しみと怒りを2016/07/04 23:25:36

ちょっと書きたいテーマがあったけれど、時間がないのでまたの機会に。

バングラデシュ・ダッカでおきたテロ事件は、「日本人だから」というような甘いというか単純な発想がもう通用しない、いわばどこでも誰でも巻き込まれるということなのか、と、暗たんな思いにかられる。しかもテロを起こしたのは裕福な家庭の出、さらに年齢は20歳代の若者だそうだ。

世界第4位のイスラム教徒がいる国であるバングラデシュは、縫製産業が盛んで、わたしの手元にあるNFLアパレルの中にも同国でつくられたものもある。
一方で豊かな人たちがいるということは、逆に考えれば豊かな人たちが取り残されたという不満があるともきく。
宗教、自分たちが正しく扱われていないという不満、ネット時代でどんな情報でも居ながらにして手に入るなかで、過激思想に取り込まれてしまいテロ行為に走ってしまったのだろうか。

しかし、何度でも言う。
イスラムといえども他宗教を信じている人を殺したり危害を加えたりしていいはずがない。本来のイスラム教徒はそんなことはしない。

宗教の違いを超えて、わたしは過激思想に対してはっきりと抵抗するし拒否する。

深い悲しみと怒りを、本当のイスラム教徒、バングラデシュの人たち、テロの犠牲に遭われたひとたちとそのご家族ご遺族とともに分かち合いたい。

文化や言葉の壁を超えていける2016/07/05 23:55:57

帰宅して、妻の妹と息子、家族一緒にすき焼きを楽しむ。まさか「上を向いて歩こう」を歌うわけは……ない。やったらアホというもの。

せっかく日本に来て、NPBの試合を観た時の写真やスカイツリーに上がった写真などをタブレットで見せてもらいながら、4カ月前の第50回スーパーボウルを録画したDVDを楽しんだりして過ごした。

人間っていうのは、気持ちを理解し合おうという思いがあれば文化や言葉の壁を軽々とはいかなくても、超えていけるものなんだ。

そんなこんなでろう者のわたしと、妻や義妹の英語通訳、筆談でなんとか会話が通じたひととき。

また海援隊サウンドを聴かせてください2016/07/06 23:35:36

今年1月6日に、海援隊メンバーの中牟田俊男さんが病気のため療養にはいられたというニュースを聞いて、ここでも書いた。

武田鉄矢商店  お知らせ
http://www.takedatetsuya.com/

いつも海援隊を応援して頂き、誠に有難うございます。
1月6日に海援隊・中牟田俊男の病気療養中のお知らせを致しましたが、昨日担当医から活動再開の了承を頂きました。
(中略)
今後とも、海援隊を宜しくお願い致します。

武田鉄矢さんの公式サイトで、今月11日から復帰されるというアナウンスがあり、とてもうれしい。

1月の武田さんのサイトで武田さんがこう書いていらっしゃいました。

何せ、十七歳で、放課後の教室で初めて出会ってから50年のつき合いですので、
胸に湧く思いは様々ありますが、
数年前は私自身が己れの病で中牟田を待たせたことがありますので、
今度は私が待つ番だと前を向きました。

とてもおつらい半年間だったと思います。
ゆっくり、また海援隊サウンドを聴かせてください。

中牟田さんの曲といえば
「風景詩」「涙がらがら」などがありますが、「風景詩」「俺の人生真ん中あたり」は50歳になったいま、あらためてこころにしみます。

ともあれ海援隊の復活をこころから喜びたい、うれしいニュースでした。

イラク戦争参戦検証報告書に思う2016/07/07 23:41:29

米報道官「誤りからの教訓重要」 英イラク戦争検証受け
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7762PQJ77UHBI02F.html?iref=comtop_latestnews_01

英のイラク参戦「最後の手段ではなかった」 検証報告書
http://digital.asahi.com/articles/ASJ7561FRJ75UHBI01N.html

自国政府の判断や評価の過ちを厳しく指摘する内容となった今回の検証。
はたして、わたしたちの国は、自国政府の判断がほんとうに正しいものなのか、後世の評価に耐えられるだけの、自分たちを厳しく見つめる能力があるだろうか。

ブッシュ前大統領は「(自分が認めている)情報機関の誤りや失敗はあった」としつつも、「(サダム・)フセインがいなくなったことで世界がよりよくなった」とかたくなに過ちを認めようとしない。

同じことは原爆投下にも言えるのではないか。
アメリカ国内でも年代によって原爆投下の是非、評価が分かれるそうだ。あの時代を生きた、現在80歳から90歳になる、第2次世界大戦に参戦した経験者は「正しかった」というが、あの戦争を知らない若い世代になればなるほど「否定的だ」と、最近の世論調査で出ている。

国家指導者の思い込みや信念で、国民が辛苦辛酸を味わわなくてはならないとしたら、指導者の責任は大きい。

もう一度いう。
はたしてこの国は、過去もいまも未来も、自国政府の判断がほんとうに正しいものなのか、自分たちを厳しく見つめる能力があるだろうか。

「中1ギャップ」2016/07/08 21:58:18

「中1ギャップ」埋めたい
公立の小中一貫校 スムーズ進級
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO04603430Y6A700C1NZBP00/

成績低下や人間関係に苦労
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO04603480Y6A700C1NZBP00/

中学校への進学時、新しい環境になじめずに学習や生活に支障が出る「中1ギャップ」。
進学後に「成績の低下」や「同級生との人間関係」に苦労。6年間通い慣れた小学校から全く別の環境に置かれることがその原因背景にあるらしい。

うーん。
社会人サラリーマンとして、親の転勤に伴う転校はしかたのないことと理解はしているけど、けれども卒業して33年、入学したのが36年前の中学校時代。いじめもあったしいろいろ人間不信もあったし。新しい環境になじめずに学習や生活に支障が出る「中1ギャップ」に加えて耳が聴こえなかったことでいやな思いをさせられたものだ。
いまだからいまになって「あのころはああだったんだ」と感じることができる。

自分の苦痛がなんだったのかを知ることができたと同時に、やっぱりそれでもそれだからこそ、もう二度とあのような思いはしたくない。

やっていてふと思う2016/07/09 22:15:11

わたしたち「虹の手」が取り組んでいる、手話ソングボランティアの取り組みも今年で3年目。
今日は江戸川区内のディケア施設を訪れて、手話ソングを一緒に歌い楽しんできた。

今日の曲目は以下のとおり。

  茶摘み

  心の瞳

  夏の思い出

  川の流れのように

  ふるさと

初めの「茶摘み」はまずわたしたちが歌い、茶摘みのイラストを掲げてイメージをつかんでもらってから、2回目は利用者さん同士でわらべうた風に手をたたきあって遊んでもらった。
これで気分がほぐれたのか、「心の瞳」「川の流れのように」と、知っている曲に合わせて歌った。
今日の取り組みは、メンバー一人ひとりが1曲ずつ曲を紹介し、曲に出てくる単語を教えて手を動かしてもらうなどして、飽きないよう工夫してみた。
曲に合わせて歌ったり手を動かして下さるなど、お客さんも楽しんでいただけたようだった。わたしたちもそれがうれしかったのはいうまでもない。

やっていてふと思ったのは、未来の、というか20年30年後の自分たちのことだ。
昔若いころはまったく意識しなかったのだけど、50の坂を登って、これが20年後30年後、自分たちが逆に若い人たちの歌や手話を観ることになるのだろうなあと。

だからこそ、いまやっていることを通して、わたしたちももっともっと手話がうまくなりたい。そしてどこかの施設で若い人たちがやってきたときに、一緒に楽しめるように、手話を忘れないようにしなくては。わたしたちが今日、利用者さんから元気をいただいたのと同じように。

徐々にわかってきた2016/07/10 23:52:44

徐々にだけど徐々にわかってきた。わかってきたら楽しくなるしもっとやりがいを感じる。

それはなんでも言えること。
あきらめずにやり続けていきたい。あきらめたらそこで成長しなくなる。