冬に逆戻り2013/04/20 22:46:03

というほどでもないけれど、朝から雨が続き、10℃を超すか超さないかの気温。
午後からの朗読のレッスン、夜に手話サークルと、終日出かけっぱなしだったがコートを引っ張り出さなくてはならなかった。

日本時間16日、ボストンで起きた爆発テロ事件は、チェチェンから移住した26歳と19歳の兄弟が起こしたものだと伝えられた。
米連邦捜査局(FBI)が行方を追っていたが、銃撃戦となり、兄は射殺され、弟はボストン郊外で身柄を確保された。重体だが意識があるという。

ここにも複雑な国際紛争のあとがある。
チェチェンといえばロシアが介入して爆弾テロなどが起きた。アメリカに移住した兄弟はアメリカ社会になじめず、だんだんイスラム教に傾倒していくなかで過激なテロ思想に染まっていったのだろう。

宗教とはなんなのか。一週間後の挙式はキリスト教形式で行われる。
わたしも妻もキリスト教徒。だからといってそうではない、参列者をどうこうしよう、という気持ちはない。

お互いを認め合う、というのは簡単だけれどなまやさしいことではない。
今日、手話サークルの仲間と「わからない」という表現が地方によって異なるという話題が出た。東京では肩を下からこするように表すが、わたしの故郷北海道では「関係ない」と表す。前後の文をよく読みとらないととんでもない誤解を招く恐れがある。

なぜ、手話が共通ではないのか、と疑問を抱く人がいるが、それは聴者の世界で「なぜ方言があるのか、なぜ英語は世界共通ではないのか」という問いに等しい。
異なるからこそ、違うからこそ、伝えよう伝えたい、知ってほしい知りたいという気持ちが生まれる。