アメリカの意識を変えさせないことには2013/03/21 21:18:55

日本が3連覇を逃し、アメリカは本大会にすら出場できず、決勝戦はドミニカ共和国がプエルトリコを下して初優勝した、ベースボールの地域・国別対抗戦、第3回WBC(World Baseball Classsic)。

4年前は職場の同僚が大会スポンサー会社だったマクドナルドの関連グッズを持ってきたほど湧き上がったが、今年はそんなことはなく、正直言ってわたしも興味がわかなかった。日本代表にしてもメジャー在籍選手はいないし、監督も国際試合の経験が少なく、現役時代彼がいた広島カープの監督時代もそれほど強いという感じでもなかったし。正直言ってそんなに期待していなかった。まあ盛り上げてくれたという感じしかない。

わたしでさえこうだから、アメリカはもっと冷めた見方をしている人が多い。
実際、いまアメリカはMLBメジャーリーグの開幕が目前でスプリングキャンプはとうに終わり、メジャーからマイナー、3Aからルーキーリーグまでふるい落とされるなど所属選手が決まりつつある。昨年までボストン・レッドソックスにいた松坂大輔も今年移籍したクリーブランド・インディアンスのスプリングトレーニングに招待選手として参加、メジャーに残れずマイナーの3Aコロンバス・クリッパーズColumbus Clippersでシーズン開幕を迎える。チームのオフィシャルサイトにまだ名前がのっていないけれど(http://www.milb.com/milb/stats/stats.jsp?t=t_ros&cid=445&stn=true&sid=t445)。
ともあれこれから半年以上の長いシーズンがファンの楽しみであって、WBCなんていうものには興味ない、あるのはワールドシリーズで勝つことだけ、チャンピオンリングを持つことだけ、というのが選手ファンの正直な思いだろう。
だから日本や台湾や韓国など、一部の国が盛り上がっているのをみて、「メジャーのほうが上」と上から目線で言うのも無理ないのだ。
同じことはフットボールにも言える。彼らにとってはNFLが最高峰であるから、ワールドカップに出る選手といってもNFLに入るほどのレベルではない。それでも優勝するだけの力があるのだけど、NFLが最高のリーグだからワールドカップと言われても興味ない、というしかない。

じゃ、どうするか? WBC開催をワールドシリーズ終了後にするか? それはMLBもMLB選手会もいやがるだろう。ただでさえ162ものレギュラーシーズンをへてプレーオフ、ワールドシリーズと、厳しい試合を勝ち抜いてきてまた試合をやれ、と言われても気力体力がもつかどうか。加えて、MLBが終わると今度はNFLフットボール、やや遅れてNBAバスケットが始まる。放送局にとっても,視聴率が高いこれらを差し置いて、野球試合を放送するのは割に合わないだろう。

WBCは「オリンピックで野球が実施されなくなったのは世界で普及していないから」ということから生まれた。しかし結局は、アメリカの「メジャー優先、メジャーが一番」という意識を変えないことには、いくらWBCをやっても同じ結果ではないだろうか。そしてそれを変えさせられるだけの材料が乏しいようにも感じる。
だが、はたして日本のプロ野球、コミッショナーが、MLBやMLBバド・セリグ・コミッショナーに「あなたたちの意識を変えないことには野球の普及なんて絶対にできませんよ」と面と向かって言える発言力や行動力があるかどうか。はなはだ疑問である。

4年後、日本代表監督がだれになるかわからないけれどもそれ以上にWBC第4回大会が開催されるかどうか。
たぶん開催されないのではないだろうか。

今週末で終わり?!2013/03/22 22:40:46

気温上がり東京都心などサクラ満開
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130322/k10013379311000.html

こんな天気だから都内の桜はひょっとしたら今週末で終わるかもしれないね。
結婚したら近くの桜並木を歩こうか、なんて話しているのだけど。

今日は朝早くにヘアカットをしてもらった。
式が近づいたらまたあらためてきちんとヘアセットをしてもらうことになるけれど。

やっぱりあちこち散り始めた2013/03/23 23:49:34

婚約者と、披露宴で流す音楽などを決めたりして過ごした。

彼女と会うまで出かけて足を延ばしていたら、やっぱり案の定、あちこち桜が散り始めていた。おまけに夜に入って雨が降り出した。

桜の見ごろは今日いっぱいだろうか。
あっというまだね。

さて、人類は……。2013/03/24 23:29:56

浦安教会前の通りはこの時期、満開の桜で「桜通り」と命名したくなるほどに桜でいっぱいになる。
だが今日は、あいにくの曇り空。夕方から少し晴れたようだけれど、わたしたちの挙式会場となるシェエラトングランデ・トーキョーベイのスタッフによると、八分咲きもあれば満開もあるなど、まちまちらしい。

90%以上本物!カマラサウルスの全身骨格展示 福井
http://www.asahi.com/tech_science/update/0323/OSK201303230021.html

カマラサウルスはジュラ紀後期(約1億5千万年前)の北米に多く生息していたとされる、四足歩行の「竜脚類」。
3年半をかけて、岩石を取り除き、骨格だけを展示することができたという。
いつか行ってみたい。

宇宙の時間尺度からすればあっというまの桜。
1億5千万年前にこの星に生息していた恐竜。
さて、人類は……。
争いあり、核戦争やサイバーテロなどの脅威あり。この星に生きていくなかで、これからどんな歩みを残していくのだろうか。

何億年もたったあとに人類がどう評価されるか(そのまえに人類がいたことが発見されるのだろうか)。

本日のランチ2013/03/25 22:10:55

忙しくてゆっくりごはんを食べる余裕が見つからず、やっと空いた時間をみつけて。

今日のメニュー。
肉じゃが。ごはんの上にのせて。薄い油揚げとほうれんそうを炒めた。

おいしくて、もちろん味は最高。
肉じゃがはまだおなべにたっぷり残っている。

走馬灯のように2013/03/26 23:12:43

カレンダーを見ると、挙式日まで1カ月前。
今晩、手話勉強会の前後に手話通訳士、婚約者とその話をして「あっというまだねえ」と。

まだまだ決めなくてはならないことがあり、来週はホテル側と最後の打ち合わせを迎える。

手話勉強会のあとに居酒屋で話したのだけど、バスでも地下鉄でも電車でも、駅や停留所に止まっているあいだは時間が過ぎるのが遅く感じられる。でも動き走り出したら目的地に着くのはあっというま。

人生もそんなものではないかと、ふと思う。
苦しみや悩みや立ち止まっているときは時間の経過がゆっくりと感じるかもしれない。しかし終わってみれば、過ぎていった時間が早く感じられるのではないだろうか。
走馬灯、というけど、まさにそんな感じ。

人生が終わる時はだれにも平等に訪れる。
そのとき、走馬灯のようにふりかえって「よかったねえ」と思えるような夫婦生活、人生をこれから一緒に築き上げていきたい。

トルコ・イスタンブールの開催を支持する。2013/03/27 23:00:47

今晩、仕事のあとに手話サークルへ行ってきた。コミュニケーションクラスでの話題でお花見の話題がでた。
今年もゆっくりお花見をする余裕がない。来年こそはのんびりめでたいものだと思うが、さて。

東京、マドリード、イスタンブールと、2020年夏季五輪候補地のIOC関係者の視察が終わった。今年9月に開催地が決まるという。

だがわたしは前回,2012年の時もそうだったように、2020年の五輪も東京での開催には反対である。

理由を挙げよう。
パラリンピックを前面に打ち出しているが、障がい者として、わたしたちをだしにしているように感じられるのだ。
たしかに夏季、冬季のパラリンピックで障がい者スポーツに対する認知度は少なくとも10年前に比べれば高まった。世界的選手もいる。
障がい者アスリートを尊敬しているし、車いすバスケットや障がい者スポーツには、卓球をやっている者として、より深く知られてほしいし、世界レベルの選手へのサポート支援が深まってほしいと思う。
しかし、障がい者が直面しているのはなにもスポーツだけではない。
就労、生活支援、アクセスやモビリティー。バリアフリーもある。それらから目をそらしているように感じるのだ。

昨日と今日、地下鉄駅ホームで視覚障がい者が歩いていた。
昨日は白つえをつきながら歩いている視覚障がい者にたちふさがるようにホームの前に並んでいる人たちの列へ彼があやうく突っ込みそうになった。白つえがぶつかるたびに迷惑そうな顔をしたり驚いたり。
並んでいる人たちには悪意はないのだろうが、近づいてきたら道を開けるなどできないか?
もっと困るのはホームにある点字ブロックの上に足を置いたり物を置いたりしている人がいることだ。たしかに視覚障がい者がいないからいいだろう、と言われればそうかもしれない。だが、もし視覚障がい者がやってきたら、それでもあなたは点字ブロックの上に物を置くのですか? 足を置くのですか? 他者への想像力がなければ、いくらパラリンピックといったってひろまらない。

障がい者スポーツへの理解を、というのなら、日本以上に厳しく差別されている、障がい者への理解や福祉政策が進んでいない、トルコに、そういった問題への目を開かせる機会をつくる。そのほうがよっぽど国際貢献だとわたしは思う。

ひるがえってオリンピック。
たしかに施設が老朽化しているのははっきりしている。卓球大会で毎年訪れている、東京五輪女子バレーボール決勝会場の駒沢公園や競技場もそうだ。国立競技場を新設する、という。
だが新設するのはいいとして、その施設をどうやって維持していくのだろう。人口が減っていく、高齢者が増える。施設を造るならそれを維持支えていくインフラもまた必要になる。
昨年、笹子トンネルで天井板が崩落して死傷者が出た事故は記憶に新しい。都内を走る高速道路も老朽化が激しい。もし東日本大震災なみの災害が起きたらどうするのだろう?

バラ色の夢が閉塞したいまの日本には必要だ、という。
だが50年前とは状況が異なっているのだ。バラ色の夢で生きていけるほど甘くはない。日本だけがよければそれでいい、という時代ではない。

わたしは、はっきりと2020年東京五輪には反対である。
トルコ・イスタンブールの開催を支持する。

明日へのちからに2013/03/28 23:51:44

今日うれしかったこと。

わたしのために覚えていてくれたのだろう、「必要」という片言ながら、手話で話してくれたこと。片言でもいいから手話で話してくれると、なんというのだろう、音声言語ではスムーズにいかない会話が、楽しく喜びを感じる。つまり音声言語以上に通じるからだね。

婚約者がつくってくれた回鍋肉。言うには野菜が少なかったそうだが、どうしてどうして、味は最高。口にした瞬間、空を飛びたくなるほどに舞い上がったほどだ。

些細なこととはいえ、その喜びが明日へのちからになる。

……、あ。写真を撮り忘れた(笑)。

いつまでも色あせず人々のこころの中に生き続けるだろう。2013/03/29 23:42:02

けさ起きてテレビを見ていたら、女優の坂口良子さんが亡くなったというニュースが飛び込んできた。2年前の震災直後にも、田中好子さんの訃報に接してショックを受けたことを思い出す。

直接お会いしたりお話をしたりしたことはないのだけど、わたしが高校時代を送った北海道余市町出身ということで、在学当時、同町に住んでいた方から坂口さんのお話をうかがったことがある。
テレビドラマや映画でも活躍された方だったが、なんといってもわたしの印象に残っているのは「サインはV」と「池中玄太80キロ」だ。
とりわけ後者のなかで坂口さんは西田敏行さん演じる玄太を支えるパートナーをすてきに演じた。
とても美しい方だったが、ご本人はさっぱりした性格だったという。
昨年再婚されたばかりとうかがっていたから、とても残念だし悲しい。

夜、朗読の練習のあと、わたしのスマホに朗読仲間、Aさんとしておこう。彼が亡くなったという連絡があった。

あまり会話を交わす機会がなかったけれど、昨年末にたまたま新宿駅前の路上でばったりお会いして、珍しいところでお会いしましたね、などと話したものだ。

わたしもいつかは天国に帰る。婚約者は「まだ先でしょ。おいていかないで」と言ってくれる。
坂口さんの訃報を伝えるニュースの中で坂口さんは生き生きとした笑顔を見せていた。
朗読仲間のAさんは映像はないけれど、毎年のコスモス朗読会で録音したCDが残っている。どちらも、いつまでも色あせず人々のこころの中に生き続けるだろう。
わたしは毎年朗読舞台をDVDにおさめているが、これからさきの人生がどうなっていくかわからないけれど、よりよく生きたといえる笑顔を遺していきたい。

坂口良子さん、Aさんのご冥福をこころからお祈りいたします。

住まいの問題はほとんど片づいた2013/03/30 23:20:40

明日はホテルで打ち合わせと写真撮影らしい。

自宅にパソコンチェアとベッドが届いた。これであとは婚約者の引っ越しと荷物が入れば、住宅の問題はすべて終わる。

週明け、いろいろ購入しなくてはならないものなどのために都内を回ることになりそうだ。

バタバタ忙しい一日。周囲から「楽しいでしょう」と言われるけど、楽しさと同じくらい、これからの生活に向けて気持ちを切り替えていかなくては。