正直たいへんだけど2013/03/12 23:34:32

挙式に向けて準備や相談打ち合わせやら大変忙しい。

今回の挙式と披露宴では、10人ほどの難聴者が参列してくださる。
彼らが挙式や披露宴で孤独に陥ることのないように、楽しめるようにと情報保障も含めて検討したり手話通訳などをお願いしたりしている。

はじめは手話通訳、手書きで書いた文字をスクリーンに映す、司会者の音声を磁気ループを通して補聴器に伝える磁気ループ、という4つの方法を考えた。
挙式は1時間ですむからまだいいとして、披露宴は2時間以上もかかる。手書きによる文字上映は書くほうも労力が折れるしたいへんだ。
というわけで、パソコンによる文字投影を考えることにした。そのほうが司会者の台本などを前もってパソコンにいれておくことで負担も少ない。

今回の挙式と披露宴の目的は、聴こえない人と聴こえる人が一緒に集まるということで、聴こえる人たちに聴こえない人たちを知ってもらうということがある。
手話だけが情報やコミュニケーション手段ではないということを知ってもらいたいのだ。

正直たいへんだけど、やってみることでわたしにとっても周囲にとっても得るものがとても大きいと思う。