手話漬け最終日 「高齢者疑似体験」で感じたこと2012/02/12 23:12:19

「高齢者疑似体験」 白内障はこんな感じだろうか
手話漬け最終日。

今日は江戸川区ろう協会の創立60周年記念大会に参加してきた。朝からの開催だったために、教会の礼拝はお休み。
しかしろう者難聴者の知人がたくさん来ていて、あいさつをかわしたり世間話に花が咲いたりと、言い尽くせない楽しい日だった。

大会のイベントやアトラクションをみる合間に、「NPOホープ」という団体が出展している「高齢者疑似体験」で、白内障・左半身マヒの男性の疑似体験をこころみた。
特殊なゴーグルをつけ、左足に動きを固定するギブスのような重りをつけて部屋の中を歩く。
写真はゴーグルのなかから外を見たものだが、鼻に当たる部分を除けば、視界が遮られるというより、真っ白な膜がかかったように見える。左半身は自由に動かない。動かしたくてもいうことをきいてくれない。

ご高齢の方々がどんな思いでいるのか、あらためて肌身で実感できたような思いである。

少し考えてみた。
50年後の日本は人口が激減して8000万人台だろうと予測されている。ただ単に高齢者が増えるだけではなく子どもも少ない。
交通などのインフラが動かなくなるなど支障が起きるのではないかと不安視されている。もっとわたしが危ぐするのは経済活動が停滞して新商品を開発しよう販売しようとしても、購買層が高齢者ばかりのために開発が難しくなったり止まったりしてしまうのではないかと思うのだ。高齢者向け商品はたくさん出されるだろうが、若い人向けはそうそうはつくられなくなってしまうのではないかとさえ思う。

そのころわたしは生きていたら90歳を超えているはず。
どんな社会になっているのだろう。

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