排他的、視野の狭い偏狭な目では2012/02/08 22:58:07

たしかにプレーヤーは身の回りにはそう多くないかもしれないが、わたしにとってとても魅力的なスポーツである、アメリカンフットボール。
スーパーボウルが終わったばかりだが、世の中には「フットボール」といえば「サッカーだ。フットボールなんてアメリカだけでしかやっていないスポーツだろ」「デブが動き回るだけのスポーツ」と決めつける言動をする人もいる。

基本的にわたしは、「あなたがそう言いたい気持ちもそういうことを発言する自由も認める。しかしわたしはあなたの考えにはまったく同感できない」と思う。それどこか「自分のスポーツだけを優位において、他者のスポーツを認めない、排他的な考えだ」としか思えない。

そういう排他的、視野の狭い偏狭な目では、どんなスポーツだろうが芸術だろうが、評価も批評もできないだろう。

卓球をやってどれだけ卓球が過酷でたいへんなスポーツであるか身にしみてわかっている。だからマラソンも野球もモータースポーツも、そこに身をおいている人たちの苦労、厳しいトレーニングなど、みてきて尊敬と敬意を抱いている。

たしかに世界的にはフットボールといえばサッカーなのだろう。手を使わないということとボールひとつあればできるシンプルさが魅力だろう。
だがアメリカンフットボールもキッキングゲームがあり、ボールをどこまでどうやってけるかにも戦略や意図がある。ボールを持って走ったり投げたり、足をまったく使わないわけではない。あんな重いヘルメットに防具をつけてよく走れるものだ。
だからサッカーとは異なる魅力があってそこにわたしはひかれている。

ほんとうにスポーツが好きなら、ほかのスポーツにもそれなりの敬意をもつべきだ。
それこそがほんとうのスポーツ好きというものだろう