一からまた歩きなおす2010/10/01 23:46:02

あの舞台から明日で一週間になる。明日から12月までまた、声だけの朗読のレッスンが始まるが、それはまた別の機会に。

今日は仕事の後で日本手話教室に行ってきた。

一から仕切りなおし。といってもすべてを帳消しにてゼロからやり直すのではなく、これまでに培ってきたもの、学び身に着けてきたものを生かし伸ばすために、そしてわたしの目標である、手話を含めた演じること、コミュニケーションの世界を広げるために、手話をもう一度学びなおそうという先生の意図である。

先週の舞台についてはあの時点でよかったということであって、後から振り返ればいくらでも欠点や反省は出てくる。それはもう終わったことなのだからいったんこのへんで終わりにして、これから先を考えていかなければならない。

もっと豊かな表現ができるように。次回舞台をやるときに限らず、普段のコミュニケーションから、自分の思いを話すだけではなく、相手に伝わるようにわかってもらえるように。
人が変わるのではなくわたしが変わるために、神さまのために、仲間のために、自分の人生がたとえ短くても意味のあるものであるために。

一からまた歩きなおしたい。舞台と同じように、本気で取り組んでいこう。きっとかならず、わたしの思いは実現するのだと信じている。

無駄なものなどなにひとつない2010/10/02 23:41:53

今日からまた声だけの朗読のレッスン。
時代は江戸期、立花の師匠である娘と、そのかつての婚約者だった武士をめぐる話だ。テキストは澤田ふじ子作『花暦』から、『夏花比翼図』。
江戸時代期の話であるうえに立花など生け花関連の用語が出てくるなど、なじみにくい部分がある。
けれどもそういう、なじみにくい題材を学ぶのもまた、大事なこと。
本気で学ぼうと思えば、無駄なものなどなにひとつないのだ。

PC購入のための調査とDVD-Rを購入2010/10/03 23:37:46

礼拝を終えて教会を辞し、新宿へ。PCを購入する前に、比較検討するために、PCに詳しい先生に、一緒にみていただくことをお願いして来ていただいた。

いまこれを書いているPCは、実はもう5年以上前に購入したものだ。
わたしが悪いのだが、いろいろデータを入れるなどしてメモリーがいっぱいになり、あわてて増やしたものの、起動が重くなることがたびたび。
おまけに、重い重量のために、旅行に持っていくときなどたいへんなこともあった。あるときは重量オーバーだと言われたことさえある。
いま使っているこれはとりあえず自宅専用にしておき、出先や喫茶店で無線LANに。また海外や国内の旅行先でホテルからつないでウェブサイトやブログをみたりこれを更新したり、自宅とは別にメールをチェックしたりできるようにしたい。というわけで、小型かつ軽量のものをみることにしたのだ。2~3機種を、複数のショップで検討する。価格はもちろん、メモリー量やCPU、重量などのほか、実際に画面を見て疲れないか、見やすいかなども。その結果、「これがいい」という1機種に絞って、もうしばらく検討することにしている。

けれどもわたしだけだったら、おそらくこうまでいかなかっただろう。
なにせ大規模電器店である。混雑している上に騒音などで、店員の説明が聞こえない。それでなくても日常聞こえないわたしだ。
手話ができる先生と一緒だったから、違いなど詳しく教えていただけてとても納得できた。

PCを調べたあとで先月のわたしの舞台を撮影した映像に字幕をつけるため、またほかに記録したい映像をおさめるためのDVD-Rを計10枚購入した。あの舞台を見に来てくださった方で「映像を見たい」という方もいらっしゃるため、舞台を収録したDVDと別の映像を収めるDVDの5枚ずつ計10枚をつくる。

PC購入は遅くて来月あたまだろうか。DVDは年内には出来上がるだろう。
どちらもいまからとても楽しみだ。

がんばっていれば道は開けるのだ2010/10/04 23:04:28

NFL第4週、わがオークランド・レイダーズはホームで、ヒューストン・テキサンズと対戦。31対24で敗戦。これで3敗目。
レイダーズQB、ブルース・グラドゴウスキーはパッシングヤードで278ヤード、2TDを奪ってまあまあいいところを見せたけれど、インタセプトを2回、ファンブルロスが1回。
なんだかこのままいっても10敗しそうな、いや~な雰囲気。

この辺で気分を変えて。

今日は舞台後2回目の、そして今月最初の手話ソングダンスワークショップ。
わたしのためにしてくださったのかどうかわからないけれど、ワークショップで、歌に気持ちを込めるために、即興の芝居をやることになった。
同じせりふを2回くりかえしてしまい「気持ちが入りすぎ、せりふも1回でいい」といわれたあとで別の設定場面で芝居をやったときに相手役の女性から「気持ちがまっすぐ伝わってくる」と言われた。

いつかきちんと芝居や演技の勉強を受けたいと思う。
そのときもうまくいかなかったり失敗したりするだろう。打ちのめされるような経験もするかもしれない。
けれど、がんばっていれば道は開けるのだと信じている。

人間を生き生きと描いている劇画2010/10/05 23:30:13

昔はよく買っていたコミックマガジン。最近はめったに買うことがなくなった。
それでもいいなと思う作品はある。いろいろあるが、『ゴルゴ13』と『鬼平犯科帳』の2作品である。

どちらも劇画の巨匠、さいとう・たかおさんの作品。前者は架空の国際的狙撃手であるゴルゴ13(デューク・東郷)が世界を舞台に、狙撃やテロを引き受け、遂行するまでを描いている。後者は故・池波正太郎さんの同名の小説であり、実在した人物である長谷川平蔵宣以(はせがわ・へいぞうのぶため、1746~1795)の、主に火付盗賊改方として活躍していた8年間を描いている。

ゴルゴは人を殺すことをまったくいとわずためらいもしない。ある作品では100人以上の敵をたったひとり、ゴルゴひとりで倒す。ダイナマイトを使ったりライフルを使ったり、手りゅう弾を使ったり。
長谷川平蔵は、たしかに刀を抜いて盗賊や悪党どもを斬ることもあるが、めったやたらには刀を抜かない。そればかりか旗本であり武士であるからといって自らの地位や身分を振りかざすこともしない。ある物語のなかで不正を働いた悪党どもが死罪つまり斬首刑に処せられる一方で、不正をそそのかした武士階級にはおとがめなしという裁きが下ったのを聞いて「これだ……。上の者には軽く、下の者には重い。悪党どもがかわいそうになるな」とさえつぶやいている。

なぜこの極端であるとも言える2つの漫画にひかれるのだろう。
どちらも人の死が描かれているが、片方は狙撃、片方は盗賊らを捕縛するけれども、殺しはしない。犯罪者を更正させるために労働の場をつくる、人足寄場をつくることさえしているのだ。

さいとうさんはじめ、描かれている画の迫力や美しさもあるだろう。小さいころによく見た『ドラえもん』とはタッチも筆遣いも違う。
年をとったからかもしれないが、「人間」を描いているからだろう。そこにひかれるのだ。矛盾もあるしいやな面も見せられる。ゴルゴの場合なら足元にいる虫を踏みつぶそうとしない、なのにあれほど多くの殺人をこなしている。長谷川平蔵なら、若いころに「本所の銕」と呼ばれたこともあるほど、放蕩ぶりと乱暴を働いた。なのに幕府の役人として仕え、「鬼平」と恐れられる一方で江戸の市民から愛されてきた。そういう人間を生き生きと描いている、そこにひかれるのだ。

ゴルゴか鬼平か。
わたしなら鬼平に仕えてみたいねえ。

人間のもつ不条理や愚かさ、いろいろなもの2010/10/06 22:08:45

今回『ゆずり葉』と決める前に、実は昨日取り上げた『鬼平犯科帳』も考えてみた。いまNHKで放送されている『龍馬伝』だからではないけれど、司馬遼太郎さんの『竜馬がゆく』も、チラッと頭の隅にあった。とはいえいくらなんでも、便乗しすぎと思い、『鬼平犯科帳』も『竜馬がゆく』もやめた。

もうひとつ、これらをあきらめた理由は、時代劇であるがゆえに、使い慣れない言い回しや言葉表現が出てくること。それを手話に直すのは、簡単なようでいて、実際は難しい。時代劇にはそれに合った言葉があるわけで、現代日本語に直してかえって意味合いがおかしくなっては、元も子もない。だから時代劇は難しい。

映画に目を移す。
今年は時代劇ブームといってもいいほど、時代劇映画が多く作られ公開されている。男女逆転で、女性将軍と彼女に仕える男性たちを描いた『大奥』、江戸幕府末期、開国か攘夷かをめぐり対立、安政の大獄などを指揮した(実際は彼一人でやったのではないが)大老井伊直弼の暗殺までを取り上げた『桜田門外ノ変』、11代将軍徳川斉昭の25男・明石藩主松平斉宣が参勤交代時、尾張藩通過中の切り捨て御免に尾張藩が激怒したという記録を基にした、尾張藩士と明石藩士の、13人対300人超の決戦を描いた『十三人の刺客』などなど。テレビでも時代劇専門チャンネルがあり、『鬼平犯科帳』もDVDがリリースされている。マンネリだ予定調和だと言われながら続いている『水戸黄門』も、新しい出演者を迎えて新シリーズが始まる。

現実の世界は長谷川平蔵や坂本龍馬や中岡慎太郎や山内容堂、徳川将軍や幕府大老などといった史実に現れる人たちばかりではなく、無名草莽の多くの人たちがあって、はるか昔から営みを続けてきた。そして人類の歴史続く限り、これからも続くだろう。わたしもおよばずながら、この歴史にかかわり何かを残して生きたい。

HISTORYというけれど、実際はHEだけではなくSHEも、いろいろな人がいて続いてきたのだ。
そのなかで差別されたり抑圧されたり暴力のもとに置かれてきたり、という悲しいできごともあった。アンネしかりアウシュビッツしかり。

時代劇をみつめていくなかから、人間のもつ不条理や愚かさ、いろいろなものをみつめることができる。

十穀ごはんとおかず2010/10/07 23:36:48

おべんとう
今日のおべんとう。
十穀ごはん・きゅうりとサラダ・サケ・ゆで卵・煮〆。

いつも口にしている白いお米ではない、こういうごはんもおいしい。

こころがリラックスしていれば手話もできます2010/10/08 23:33:07

仕事が終わったら、すぐに切り替えること。昔ならいつまでも引きずってきたけれど、たかだか8時間しかいないのだから、さっさと忘れましょう。

というわけで今日は手話教室へ。
日本手話的な表現とともにゆっくり落ち着いて表そう。

こころがリラックスしていれば手話もできます。

教室が終わってから、例のDVD枚数をあらためて確認しなおしました。
わたしの舞台を収録した映像は10枚つくることに。

来週から製作にとりかかり、18日以降に出来上がると思います。
自分でみる字幕つき映像はちょっと見たくないねえ。

一週間の疲れがいっぺんに出た2010/10/09 23:44:41

一週間の疲れがいっぺんに出て、終日ごろごろ。出かけようとプランもあったけれど外は、ものすごい雨。自宅から見えるスカイツリーさえも今日は見えない。

というわけで終日どこにも行かず。

夕ごはんを食べながら見た、パシフィック・リーグのクライマックスシリーズ、千葉ロッテ・マリーンズ対埼玉西武ライオンズは見ごたえある試合だった。
こういう試合はさすがプロの試合。

久しぶりにカレーライスをつくってみました2010/10/10 23:59:50

いまいち……でも
一歩も外に出られず、しんどい一日だった昨日。今日は、礼拝があるから、と朝から出かける。
終日すっきりしない天気、しかし気温が高く、なんと抹茶アイスクリームを食べたほど。いったいいまは何月だ?

自宅に帰って、久しぶりにカレーライスをつくってみました。
インド風のルーを使ってみたのだけれど、いまいち。高級フレークタイプの、粉カレーを入れてみて、まあまあ、かな。