診察を受けてきました2007/12/12 22:51:34

休暇をいただいて、朝6時前に起き、都内のある病院へ、眼科診療と検査を受けてきました。何回かここでも書いた、上下斜視の診察のためです。

いつもならまず起きることのない、早朝。空気は冷たく空も晴れていない。外食で食事を済ませてから東京メトロを乗り換え、渋谷でバスにまた乗り換え。
居眠りしているオジサン。教科書を開いている女子高校生。バスではマフラー姿で談笑している女子高校生も。めったに乗ることのない時間帯ゆえに、妙に新鮮な気持ちがした。

検査は普通の視力検査と、透明なブロックをつないで表面を斜めに削ったような器具を組み合わせて片目をふさいだり、交互に器具をあてたり。おそらく斜視の度合いやら視野の狭窄やらを測っているのだろう。専門家にきけば教えてもらえるのだろうが、今日はそんな余裕がなかった。しかし自分のからだに関することだし、どういう意味があるのか知りたいと思う。
医師の診断では、手術によって斜視は治る。しかし物の見え具合、立体感はどこまで戻るかわからないという。
入院して手術を受けることに決めたが、驚いたのは手術当日に入院して翌日退院だというのである。あらら。まあ一週間も一カ月もかかるとは思っていなかったから楽といえば楽だけれど。

もうひとつ収穫があるとすれば、今回初めて手話通訳士をお願いしたことだろう。筆談でも、人によっては迷惑がられたり対応を受けられないことがままある。手話通訳士が一緒にいることでどんなに気持ちが楽になったことか。
今後予想される問題としては、手術時のコミュニケーションだ。麻酔は全身麻酔か一部麻酔かによって変わってくるだろうけれど、手術中まったく見えないとしたら、どうやってスムーズなコミュニケーションができるだろう。

ともあれ、長年子どものころから悩まされてきた肩こりや頭痛やさまざまなコンプレックスや苦痛が、解消あるいは軽減されるなら、たった一日の手術でもこれ以上の願いはない。