ただただ祈るほかないのかもしれない2007/12/23 23:14:50

クリスマス。どこも喧噪とある程度のにぎわいと慌ただしさと。

礼拝でのメッセージでは、希望ということが語られた。
しかしこの一年は希望を口にするにもあまりにも絶望というほうがふさわしい一年であった。政治家の口先だけの約束。官僚は税金で仕事をしているのに自分たちのやったことの責任を直視しない。食べ物や建築の偽装は相次いだ。そして重なる犯罪。警察の発表では凶悪事件は減っているというけれど体感として治安がよくなったという印象は少ないのではないだろうか。追い打ちをかけるように、物価が上昇し、消費税のアップがまことしやかにささやかれている。にもかかわらず給料が上がったかと言われたらとてもそんな実感がない……。一年をふりかえってこれだけ暗いできごとを挙げることができるということはけっして楽しい気分にはなれない。

しかし明けない夜はないし、明日は必ずやってくる。
希望を口にするにはあまりにも直面しなければならない現実が重すぎる。

希望をみいだせないほどの重苦しい現実の中でできること。
ただただキリスト者としては祈るほかないのかもしれない。

礼拝の後に中難協のクリスマス集会。終わってから銀座へ、ママセフィエーユのクリスマスコンサート。終わってから大島花子さんとあいさつを交わした。

これを読んでくださる方々の上に、希望と安らぎが豊かにありますように。

メリークリスマス!