15の病2014/12/24 23:19:39

今日の夕刊にあった興味深い話。

わたしはプロテスタントのクリスチャンだが、ローマ・カトリックにも信徒である知人がいたこともあって、寛容の立場である(なかには敵視している人も残念ながらいるのだけど)。

で、現ローマ法王、フランシスコ法王が23日に枢機卿向けに行ったクリスマスのあいさつで語ったというのが「バチカンが患う15の病」。

1  自分たちが不滅で不可欠だという感覚
2  働きすぎ
3  心が石のように頑固になること
4  計画しすぎること
5  調和なく働くこと
6  妄執や誤った考えにとらわれること
7  貼り合ったり虚飾に走ったりすること
8  現実に向き合わないこと
9  陰口を言うこと
10  上司の神格化
11  他者への無関心
12  お葬式のような深刻な顔
13  物欲
14  閉じられた「内輪」を優先すること
15  世俗的な利益を求め、三枝を張ること

ひとつひとつの解説はおくとするが、この15の病は宗教についてだけ問われていることではないとわたしは思う。もちろん宗教の中でよくみられる問題なのだけれど、人間は弱いもろいものだから、この1から15のいずれにもあてはまることがないとはいえない。読んでいる人おひとりおひとりにも、胸に手をあててみれば、ハッとさせられる心当たりがあるがずだ。

問題は、それを断罪して誰かがそうだというのではなく、自分にもあてはまるという自己認識から、ではどうするか、ということを問われている。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
今年のスーパーボウル優勝チームは?

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://todaywesonghands.asablo.jp/blog/2014/12/24/7523894/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。