それなりの人間観察の力量が問われる2012/11/11 11:31:42

ナショナルジオグラフィック ニュース<http://www.nationalgeographic.co.jp/news/>
“褒めて伸ばす”は本当だった
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020121109004

「褒めて伸ばす」科学的に証明
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121108/k10013347511000.html

このニュースを見たとき、わが意を得たりと思ったものだ。

ほめるとおだてるというのは根底から違う。
ほめるというのは相手をしっかり認めているかどうか。そのためにはほめる側にもそれなりの人間観察の力量が問われているように思う。
おだてるのは、そんな力量を必要としない。相手をただいい気持ちにさせればそれでいいのだから。

高校時代、弁論大会で取り組めたのは、恩師がわたしをほめてくださったからだ。
その体験がいまもなおわたしを支えている。

わたしもできるなら、ほめて伸ばす、そんな言葉をひとにかけるようでありたい。

もしかしたら観に行くはずだったかもしれない2012/11/12 23:22:52

プロフットボールNFL、公式戦17週のうちもう10週目に入った。

現地時間11日、オークランド・レイダーズはメリーランド州ボルティモアへ移動して、ボルティモア・レイブンズと対戦した。結果は20-55で敗戦。しかも1試合55得点はボルティモア・レイブンズのチーム史上最多となった。逆にオークランドは2試合続けて40点以上奪われるありさま。1962年創立以来、初めての記録である。

前半だけで10-27と差をつけられた試合。後半に入ってもいいようにタッチダウンを挙げられ、第3クオーター残り5分30秒にはフィールドゴールからボールをホールドする選手がボールを持ってタッチダウンするトリックプレーをされる始末。このクオーターだけで点差が31点にふくらんだ。
逆にオークランドはパス45回中29回成功、368ヤード、2TD、1INTのカールソン・パーマーが奮闘しても、敵陣20ヤード以内に3回も入ってチャンスをつかみながら、ことごとくものにできなかった。タッチダウン2回、フィールドゴール2回しか挙げられないのではどうしようもない。第10週を終えて3勝6敗。残り試合を見てもプレーオフはほぼ絶望。

実はこの試合、遅い夏休みを兼ねて観に行こうかなと思っていたのだ。いろいろ多忙なことが重なって結局、ゲームチケットやフライトの予約などしなかったわけだけれど、まさかこんな試合を見せられた日には血圧が上がるわ、屈辱で怒りがこみあげてくるわ、ぼう然どころか帰りの足どりも重かっただろう。
レイダーズのホームジャージであるブラックのジャージを着ていくにはアウェーの試合というのは勇気がいる。半殺しの目にあうとまではいわないにしても、ボルティモアのファンに囲まれて過ごすのだから、ちょっとはいい思いをさせてほしかっただろうね。
今シーズン、あまりどころかほとんど期待していなかったのだから結果として、観戦に行かなくてよかったと思う。

興味深かったのは……2012/11/13 23:49:11

久しぶりの卓球練習。からだが思ったより動けたのは、相手がとてもうまかったからだ。相手も「久しぶり」とおっしゃっていたけど、どうしてどうして、なかなかいい動きを見せていた。

職場で健康診断があり、体重が増えているという。ショックだった以上に「なんとかしなくちゃいけない」と、体重を落とすことを本気で考えている。

一方で興味深かったのは、乳がんの触診体験。
ブースに置かれていた、女性の胸のモデルは触るとまるで本物のように柔らかい。
乳房の上や横、下などを触ってみると乳がんのしこりがみつかることもあると、女性医師が教えてくださった。

聞くと、男性はあまりブースに入らないらしい。気恥ずかしいからか興味がないからか、それとも無関心を装っているのか。
女性は自分のからだのことだからどうしても向き合わなくてはならないが、むしろ夫や恋人や特別な異性にも一緒に乳房を触診し、理解してもらうことで、もし万が一のときにも一緒に病気と闘う、向き合う覚悟ができるだろう。それがどれほど女性にとって慰め支えとなることか。

子宮頸がんなど、セックスと関係してくるがんもきいたことがある。
これだって男性の理解が必要なものだ。

いろいろ健康について考えさせられたことが、大きな収穫だ。

すばらしい人生という花を咲かせる2012/11/14 22:50:12

夜にはいって寒さを感じたが、風が少々からだにこたえた。

森光子さんが亡くなったという。92歳だった。
小さいころ観た「時間ですよ」などが印象に残っているが、90歳を超えてもなお舞台への意欲をみせていたという、そのエネルギーはすごい。

人は好奇心と努力と感謝をもって生きていれば、たとえ有名にならなくても長寿でなくても、すばらしい人生という花を咲かせることができるのだね。

こころからごめい福をお祈りいたします。

なじみにくいことを承知の上で2012/11/15 22:55:53

へそ曲がりのわたしは通っている教会でも通勤中に読むときも、文語体聖書をひらいている。
高校時代、恩師が国語教員だったことから平家物語や徒然草など、古文を学んだ割には苦痛しか残らなかったはずだが、まさか30年以上たって文語体聖書を読むとは思いもしなかった。まったく人生とは思いがけないことの連続でもある。

今日のある新聞の夕刊に、大阪教育大学で「日本文化の継承と発信」というシンポジウムが開かれたという、論説委員の記事があった。

たしかに非日常の世界だし、聖書にも「つんぼ」「足なえ」など、差別語が出てくる。それら差別語をどう扱うかは横に置いて、簡潔かつ流麗な文章は、こころにしみとおってくる。

いまの礼拝で、まず文語体聖書を朗読する機会はまずない。おそらくどこの教会に行ってもそうだろう。なじまないから取り上げられることもない。
だが、日本の文化のなかで出てくる「カミ」とキリスト教ユダヤ教イスラム教の神=創造主、唯一神は異なる。その異なるものをあえて「エホバ」と訳した、文語体聖書の翻訳者の苦心や思いを、いまのわたしたちはあまり知らない。知らないままに現代日本語では「神」と訳されている。

たしかに難解でとっつきにくいが、読み慣れていけば、すっとはいっていけるものだ。

できたら月に一度でもいいから、教会のなかで文語体聖書を味わう機会がつくれないものか。

自分が動いていくことで何かが変わる2012/11/16 22:05:56

職場での会話だけではなく、いろんな人との会話があって楽しい。
たしかに聴こえないことは苦痛だし、まわりが聴こえる人ばかりのなかではしんどいこともないではない。
でも、それをどうこうするより、自分が動いていくことで何かが変わることもある。

ゆったり視野が広がったような気持ちで週末を終えることができた。

声を張り上げるのではなく、抑え目に、感情を織り交ぜて2012/11/17 22:11:32

今月は一度しかない、「朗読のレッスン」。
読み方を工夫して、声を張り上げるのではなく、抑え目に、感情を織り交ぜて読んでみた。

昨日からの出来事が、いい意味でおだやかな気持ちを生んでいるのかもしれない。

夜の手話サークルは楽しいひととき。なるほど、と感じることの多い学習だった。

聖地エルサレム2012/11/18 23:30:07

久しぶりの浦安教会の礼拝。

今日から浦安教会の信徒の数人が聖地エルサレムを訪れるという。だが、ガザ地区でハマスとイスラエル軍の戦闘が続いているなど現地の状況は悪化しているようだ。

先日も福音ルーテル小石川教会のろう者会がエルサレムを訪れた。
無事に帰ってこられたようだが、かの地はいつ戦争になってもおかしくない。

勇ましいことを口にしている人たちがいるけど、実際に彼らは戦場に出ることはない。そして若者など多くがいのちを散らしていく。

ほんとうにこの星から争いがなくなる日が来ることを願いつつ。

新人にはきつい2012/11/19 23:50:05

オークランド・レイダーズの今シーズンはもうプレーオフも望めない。来年に期待、ということで。

けさ出勤ギリギリまでライブ生放送を見て、帰ってから再放送を見た、NFL第11週のインディアナポリス・コルツ対ニューイングランド・ペイトリオッツ戦。
59対24でニューイングランドが勝った試合は、逆にインディアナポリスにとっては苦い味がしたことだろう。

第2クォーターに68ヤードパントリターンタッチダウン、59ヤードインタセプトリターンタッチダウンで24対17。後半に入っても手を緩めることなく、タッチダウンパスやインタセプトリターンタッチダウンなどを重ねて大勝した。
嫌いな選手の一人だけど、ニューイングランドのQBトム・ブレイディは35回中24回成功、331ヤード。3TDパス。加えて守備陣が2つのリターンタッチダウンを含む4つのターンオーバーを挙げるなど、まさに完ぺきな内容だった。

今年のドラフト全体1位でスタンフォード大学からNFL入りしたアンドリュー・ラックはパス50回中27回成功、334ヤード、2TDを挙げたものの3つもインタセプトを与え、1ファンブルロストも記録した。

今年も例年以上に新人QBが活躍しているけれど、プロとカレッジの違いはなんといってもスピードとパワー。大学でいくら通用してもプロではほとんどが2番手3番手の控え扱い。そのあいだにプロの技術やテクニックを学び、先発で出られるように力をつけていく。逆にいえば入団してすぐに先発で出られるのはごくわずかだということだ。
試合終盤、コーチに慰められていたラックだが、まだ1年目。経験を積んで将来もっと大きい選手になっていってほしい。

故郷は初雪が降った2012/11/20 22:42:35

北海道は初雪が降ったという。秋ももう終わりなのだろうか。というより秋らしい秋を感じる余裕がなかったのか。