観たいような 観たくないような2012/11/02 23:54:50

久々に映画の話題です。

ディズニーが、『スター・ウォーズ』シリーズなどで知られる、ルーカス・フィルム社を買収したという。報道によれば買収額は40億5000万ドル(約3200億円)。ケタが違い過ぎるというかスケールが大きすぎるというか。

たしかにディズニーシーのアトラクションで『スター・ウォーズ』をテーマにした「スター・ツアーズ」というのがあるくらいだからわからないでもないが、1977年の第1作以来、関連グッズや本、DVDなどビジネスの効果は大きい。

2015年に『スター・ウォーズ』新作を公開する予定だという。
うーん。
当初、『スター・ウォーズ』サーガは9作だと言われていたのが、6作で終わった。スピンオフノベライゼーションなど発表されてはいるけど、実際に映画化されるのかどうか、まだなにもアナウンスがない。
個人的には6作でいいのではないかという気がする。というのはアナキン・スカイウォーカーがなぜダース・ベイダーになったのかという物語が最後に来たことで、前の3部作の意味がわかったからだ。
前の3部作以後、つまりルーク・スカイウォーカーのあとの世代の話にもっていくよりは、アナキンがダース・ベイダーになったあとの話が観たいと思う。

いずれにしても。
正直いうと、この『スター・ウォーズ』シリーズに出た俳優でその後もビッグネームになった人が少ない。マーク・ハミル、ヘイデン・クリステンセン、キャリー・フィッシャー。いずれもその後はパッとしない。あえて挙げるなら、ハリソン・フォード、ドロイド役を演じた2人(ケニー・ベ-カー、アンソニー・ダニエルズ)だろうか。そのハリソン・フォードは『スター・ウォーズ』には触れたがらないらしい。
亡くなったアレック・ギネスもファンからのサインを求められても「『オビワン・ケノービ』としてのサインは断った」というほど、あまりいい印象をもっていなかったと聞く。

ファン心理としては観たいような、観たくないような。
でももし観られるのなら3年後。
オークランド・レイダーズがスーパーボウルで勝つのと、『スター・ウォーズ』新作が出るのと、どちらが先だろう。

複雑な気持ちだね。