もしかしたら観に行くはずだったかもしれない2012/11/12 23:22:52

プロフットボールNFL、公式戦17週のうちもう10週目に入った。

現地時間11日、オークランド・レイダーズはメリーランド州ボルティモアへ移動して、ボルティモア・レイブンズと対戦した。結果は20-55で敗戦。しかも1試合55得点はボルティモア・レイブンズのチーム史上最多となった。逆にオークランドは2試合続けて40点以上奪われるありさま。1962年創立以来、初めての記録である。

前半だけで10-27と差をつけられた試合。後半に入ってもいいようにタッチダウンを挙げられ、第3クオーター残り5分30秒にはフィールドゴールからボールをホールドする選手がボールを持ってタッチダウンするトリックプレーをされる始末。このクオーターだけで点差が31点にふくらんだ。
逆にオークランドはパス45回中29回成功、368ヤード、2TD、1INTのカールソン・パーマーが奮闘しても、敵陣20ヤード以内に3回も入ってチャンスをつかみながら、ことごとくものにできなかった。タッチダウン2回、フィールドゴール2回しか挙げられないのではどうしようもない。第10週を終えて3勝6敗。残り試合を見てもプレーオフはほぼ絶望。

実はこの試合、遅い夏休みを兼ねて観に行こうかなと思っていたのだ。いろいろ多忙なことが重なって結局、ゲームチケットやフライトの予約などしなかったわけだけれど、まさかこんな試合を見せられた日には血圧が上がるわ、屈辱で怒りがこみあげてくるわ、ぼう然どころか帰りの足どりも重かっただろう。
レイダーズのホームジャージであるブラックのジャージを着ていくにはアウェーの試合というのは勇気がいる。半殺しの目にあうとまではいわないにしても、ボルティモアのファンに囲まれて過ごすのだから、ちょっとはいい思いをさせてほしかっただろうね。
今シーズン、あまりどころかほとんど期待していなかったのだから結果として、観戦に行かなくてよかったと思う。