幸せなひととき2012/11/24 23:34:25

夕食をともにしながら久しぶりに観た、フィギュアスケート、NHK杯女子フリー。
テレビは鈴木明子さん(邦和スポーツランド)の演技を映していた。会場である宮城セキスイハイムスーパーアリーナの観客は、演技途中から総立ちで鈴木さんを応援していた。得点ははフリー1位となる126.62点を出し、最終滑走者、浅田真央さんがリンクに立つまではトップに立っていた。

ところが浅田さんがすばらしい追い上げを見せて総合185.27点で優勝した。前日のショートプログラムで1位だった浅田さんがフリーで鈴木さんを追い抜いた。鈴木さんは2位。
鈴木さんはショートプログラム5位から、浅田さんに追い抜かれるまではフリーでトップに立った。2位という結果には納得していないだろうけれど、ショートプログラムの順位を考えたら、大きな結果だと言っていい。

ウィンターオリンピックに出てくるフィギュアスケートやサマ―オリンピックの女子体操は年々、若い選手が出てくる。今回のNHK杯でも、中国からは16歳なんていう若い選手がいた。25歳を過ぎれば「ベテラン」扱いされるか引退していくかのどちらかだ。
女性選手の場合は年齢にともなって体型の変化や体重も変わってくるなどといった要素から若い選手が注目されやすい。
だが、鈴木さんのような「ベテラン」も、ベテランなりにすばらしい演技をみせてくれた。

あまりフィギュアスケートは詳しくないのだけど、今日のテレビをみていて鈴木さん浅田さんだけではなく、出場した選手すべての演技に、拍手をおくった。
スポーツはこういう感動をもたらしてくれる。こうしてスポーツを見て感動できるという幸せをつくづく感じさせられもした、幸せなひとときだった。