苦しい2006/08/01 23:33:06

真理子さんのできごと、そしてフランス旅行がだめになったこと。いろいろほかにもあるのだけれど、また抑うつ状態が出てきて、ときどききついなしんどいなと感じることがある。
会社の社内ウェブサイトからカウンセリングを受けている。

うつ状態のときは、倦怠感や疲労感が強く、日常生活を過ごすのにもかなりのエネルギーを使ってしまうことがある。
心身のエネルギーが低下している時は、判断力や集中力が落ちたり、どうしても先のことを悲観的・否定的にとらえがちになったり。考えがなかなかまとまらなかったりする場合もある。物忘れをしたり、落ち込んだり。

で、いま悩んでいるのは睡魔。
居眠り防止のためいろいろ手を打ってはいるのだけど、なかなか効果が出ない。出ない上に眠くなってしまう。周りは何も言わないのだけれど、言わないからかえって苦しい。

抑うつ状態が軽くなったり重くなったりの繰り返し。

このさきどこまでゆくのやら。

良くなったり悪くなったり2006/08/03 23:25:40

今年も8月に入り、あっという間に過ぎたような、しかし信じられないできごとばかり続いた。

抑うつ状態はよくなったのか悪くなったのか、どうもすっきりしない日が続いている。

なるようにしかならないと割り切っていく強さも必要なのだろうね。

公共広告機構の地下鉄車内吊りポスターに、昨年11月6日に天に召された、本田美奈子さんのステージ写真が使われている。前にグッと拳を突き出した、細い腕の本田さん。

白血病に負けない日が来ると信じている。

そうか、じゃ、抑うつもいつかは負けない日がくると信じていけばいいのか。

魂の自由を2006/08/05 23:05:22

 今日の朗読のレッスン後に、10月にひらかれる朗読の初舞台で使う原稿を決めた。以前書いたように小説「地球交響曲」からとった。
 
 併せて、プログラムに載せる自己紹介文を書いた。
 いくつか直すところがあるかもしれないが、とりあえずの原稿文を以下に掲載する。

 ルートヴィッヒ・ファン・ベートーベン(1770-1827)といえば「第九交響曲」であり、「歓喜に寄せる」があげられます。そのほかにも数多くの名曲を生み出したベートーベンは、耳硬化症と推測される、伝音性難聴の聴覚障害者でした。
 わたしも補聴器をつけている聴覚障害者です。抑うつもまだ治っていません。
 今回の生涯初めての朗読舞台では、ベートーベンのピアノソナタをバックに、障害があっても魂の自由を制約されることはなに一つないのだ。手話も朗読も魂から生まれた創造の営みであるのだ。わたしの生涯も彼ほどにはたどり着けずとも、なにかを遺すものでありたい。それがわたしの生涯をかけた希望であり夢です。

変わりたい 自分の殻をこわすこと2006/08/07 23:32:06

土曜日に書き終えた朗読の原稿と自己紹介文をプリントし終えて近日中に送ることにする。どうなるだろうか。わたしはできるなら暗唱して演じたいと思っているが、さて。

あまりテレビは見ていないのだけど、「結婚できない男」というドラマ番組が人気を集めている、らしい。「らしい」と書いたのは現実の世界でもわたしは実際「できない」からだ。

結婚したくないというのでもする気がないのでもない。
正直言えば、いつまでもひとりでいるのはどうかなと思う。ま、死ぬときまでに愛し合える体験がなかったとしても、けっして不幸ではないよと強がりではなく思う一方で、やはりいたら楽しいだろうなとも思う。

一番嫌われるのが、男性主導の会話だったり、のれんに腕押しのような会話だったりするのだそうだ。女性から見れば、そんなひとりよがりなのは楽しくないしお付き合いしたくないのだという。

わたしももしかしたらそういう嫌われやすい一面があるのかもしれない。

きこえないことは恥ずかしいことではない。はっきりきこえないといって、そこから相手にどうしたらコミュニケーションができるかを一緒に考えていこうという行動につながる。

まずは自分の殻をこわすこと、そこから始まるのだろう。
いくつになっても人間は成長できるし変化することができるのだから。

いつか2006/08/09 23:09:56

西日本を中心に各地で大雨と犠牲者を出した梅雨から、ここ数日はしのぎやすい天気が続いている。

真理子さんをしのぶ会が終わるまで続いた、気分のうつは天気がしのぎやすい時期になったいまになって、少しだけ楽になり、落ち込みが減ってきた。しかし仕事中の居眠りはまだ感じられるのがつらい。

うまく整理できていないのだけど、自分でコントロールできるものとそうでないものをごっちゃにするのがいけないのだろうか。
もうひとつ、いつかかならず夢はかなうのだと信じ続けること。いまのどん底のような状態が永久に続くわけではないのだということを忘れてはいけない。

自分は本当に変わりたいと思う。
いつまでもこのままではいけない。できるところから少しずつ変わっていこう。無理をしてはいけないけれど、できるところから変わっていけば、いつか
きっと気づいてくれる人が現れる。

きみは何をいま みつめているの2006/08/11 23:40:46

今日のスポーツ新聞に、「青い三角定規」というフォーク・ニューミュジックグループが再結成され活動を始めたという記事が出た。
「青い三角定規」。懐かしい名前だ。

わたしが小学校時代、「飛び出せ! 青春」という学園ドラマが放送されていたが、このドラマの主題歌を歌っていたのがこのグループ。「太陽がくれた季節」というタイトルだった。いまでもフレーズは思い出せるし、カラオケに行けばたぶん歌えると思う。

      きみは何をいま みつめているの
      若い 悲しみに 濡れた瞳で
      逃げていく 白い鳩  それとも愛

      きみも今日からは ぼくらの仲間
      燃やそうよ    青空の下へ

このグループのメンバーはやはり団塊の世代。60歳前後ということで、一時は音楽性の方向が違うという理由から芸能界を離れたり個人で活動したりしていたのだそうだが、団塊の世代のみならず若い世代にもエールを送ろうと、懐古趣味、ノスタリジーではなく本格的な活動を再開することになったのだという。

懐かしいだけではなく、耳に残ったフレーズがあるから、之もついつい手話ソングにしてやってみたいと思う。

真理子さん、あきれるんじゃないかなぁ。
ともあれ、思い出のある曲はいつまでも残ってほしいと思う。

美奈子さんに会ってきた2006/08/13 22:54:32

礼拝のあとで、渋谷の東急デパートで開かれていた、本田美奈子.追悼展に行ってきた。今日が最終日で、なんとしても都合をつくって行こうと決めていたのだ。

昨年11月6日に天に召された本田さんの遺志はいまも生き続けている。Live for LIFE。白血病で亡くなられたわけだけれど、彼女はアイドル歌手からスタートして、アイドルという枠を自ら越えてアーティスト、シンガーとして生き続けてきた。それは言い換えれば自分に限界をつくらず他人からもつくられることを拒否してあくまでもシンガーとして生きてきたということでもある。アイドル歌手のあと一時期ロックバンドのボーカルを務めたこともあるし、ミュージカルに出演した。そしてクラシック音楽を歌うという、新しい世界を切り開いてきた矢先の発病、そして天に召されていった。

追悼展は、数々の衣装。デビュー20周年のショーで着たいと願っていたものなど、実に美しい。展覧品のなかに、使っていた化粧品、鏡台など楽屋一式が置いてあった。ふっと突然美奈子さんが出てきていますぐにもメークをして衣装に着替えてステージに向かうのではないか、と思わせるような雰囲気さえあった。Live for LIFEとプリントされた携帯電話用ストラップ、ピンバッジ、タオル、Tシャツを購入してきた。

追悼展初日に友人であった、元アイドル歌手の早見優さんが来場して、「自分は年をとっていくけれど、美奈子ちゃんはいつまでも年をとらない」と言っていたが、死んでもなお生き続けることで、輝きを失わず、生きている人たちにも希望を与えることができる。

さてわたし。
自分に限界をつくらず他人からもつくられることを拒否してきたという本田さん、まして真理子さんに、天国で会えたら、いや会えるときに笑顔でいられるように。自分に限界をつくらず他人からもつくられることを拒否して生きてきたといえるように。

うんざり(>_<)2006/08/15 23:20:11

久しぶりにスーパーマーケットへ買い物に行ってきて自炊、といってもメニューはそんな豪華なものではなく、豚肉と野菜、サラダにご飯。たいしたものではないね。でも外食ばかり続くとうんざりしていたのはたしかだから、たまにでもこうやって食事をするのは気分転換になる。

さて話は昨日のこと。
レンジでご飯を温めているあいだに本を読んでご飯の温め具合を確かめにいったら、レンジ内が点滅したと思うと消えてしまった。同時に部屋にあるコンプレッサーも、ファクスも電源が落ちてしまった。あわてて玄関上にある電源パネルをチェックして、なんどもスイッチを入れたり切ったりしてみた。ヒューズが飛んだのではないか。いや、ブレーカーが落ちたか。10分ほどして復旧したのはいいけれど、携帯電話が充電したままになってしまった。ま、携帯電話は最近は持っていたりいなかったりのことが多いから別に気にならないけれど。なくたって気にならないけどね。メールは来るときは来るし来ないときは来ないし。

で、そのトラブルの原因はヒューズでもブレーカーでもなく、なんとここからすぐ近く、旧江戸川で航行していた小型工事船のクレーンが、江戸川をわたる電線に触れたために起きた停電とわかった。
自宅を出る前だったからわたしはその場に居合わせていなかったのだけれど、地上電車・地下鉄・ATM・エレベーター・信号機などが一瞬にして消えたり動かなくなったりしてしまい、多くの被害が出た。エレベーターに閉じ込められた、商店は開店前に冷蔵庫などがとまってしまい、商品が傷んだ、などなど。病院では自家発電機を動かすなどして緊急時に対応できたそうだけれど、杉並など一部を除く都内から神奈川、千葉県にかけてのとんでもない広範囲に影響が出た。お盆の朝だったから人命にかかわるような被害が出なかったのがラッキーといえばラッキーだ。これが平日の日中だったらどうなっていたことか。

地震やテロもさることながら、こういう災害が起きるとほんとうにこわい。ある意味で、地震やテロは予測できないぶん避けられないものだけれど、工事のトラブルがもとで起きるなんて誰が予想しただろう。起こりうるとわかっているはずだから当然、電力会社も企業も交通機関もそれなりの対応ができるはずだけれど、しかしこういう事態になってしまった。わたしたちの生活は一見堅固なようでいてその実、砂上の楼閣のような、あっけなくもろいものではないかとあらためて感じさせられた。

電力会社だけではなく企業や行政は、たかをくくってはいけない。危機管理というか危機感をもってほしいと思う。
いつどこでどんな事態が起きるか。他国からミサイルが撃ち込まれるなどという以前に、足元をしっかり見つめるべきだ。足元をしっかり見ることのできない社会はこわい。そのことをしっかり、わたしたちもふり返るべきだと感じさせられた停電だった。

しかし。もううんざり(>_<)!

地球の仲間が増える?!2006/08/17 23:18:04

なかなか久しぶりの興味深い話題。

チェコ・プラハでひらかれている国際天文学連合(IAU)総会で、惑星の新定義が提案されたという。

①天体が自ら球状の形を維持できる重力をもつ
②太陽のような恒星を周回している天体で、恒星や、惑星の衛星ではない

が条件だという。

さらには質量が月の約4分の1にあたる800㌔の天体まで含まれる可能性があるといわれる。

ここで、問題になってくるのは太陽系の惑星がさらに増えるのではないか、ということだ。すでにアメリカの観測チームが2005年夏に、冥王星よりも大きく、「第10惑星」として発表した「2003UB313」、火星と木星のあいだにある小惑星としては最大の「セレス」、冥王星の衛星とされていた「カロン」が加わり、太陽系の惑星は9から一気に12へ増えるのではないかというのだ。

太陽系ができたときに、惑星になれなかった、残りかすともいえる小惑星がたくさん観測されているなどこれまでも、太陽系をめぐっては議論が多く出されていたのは知っているが、報道ではこのほかにも惑星の基準を満たすだろう「惑星候補」は12個ほどあるといわれている。とすると、太陽系は9どころか20個になるかもしれない。

う~ん。
クリスチャンとしては神さまの創造のみわざの大きさを。この星に住む生命体のひとりとしては、まだまだ宇宙は知られていないことがたくさんあるのだという厳粛な思いを。

地球はいま、温暖化、テロ、戦争などたくさんの問題をかかえており、とても未来は明るいとはいえない。
目を宇宙に転じると、人間の叡智も及ばない、広大深遠な、まだまだ未知のことがらがあるのだと思わされる。
人間の愚かさを、つくづく感じさせられる、今回のニュースだ。

暑い(>_<)2006/08/19 23:22:53

今日はお昼過ぎまで高校野球を見て故郷北海道の駒澤大学苫小牧高校と和歌山県の智辨和歌山の準決勝をテレビ観戦。そのあとの試合で鹿児島工業を下した早稲田実業が決勝戦の相手と知り、王貞治さんの母校相手で、なんとしても勝ってほしいと思ったのであった。古豪早稲田は決勝進出は26年ぶり。対する駒苫は3年連続。だが伝統と名選手を何人も出した相手だけに、気持ちが試合を左右すると言ってもいいかもしれない。

ともあれ、関東の名門高校相手に戦えるなんて、幸せだぞ!

卓球の練習の前に本当はからだを十分ほぐしておく必要がある。いきなりでは十分な準備ができない。
で、今度の卓球のときに、アメリカンフットボールのボールを持ち込んで向かい合ってキャッチボールをしたり左右にボールを投げたりして敏しょうにうごける、準備運動をしてみようと思う。なにも遠投することはない。

暑いのだけど、動けるときは動いておきたい。
からだを動かすこともまた、生きるエネルギーになるから。