魂の自由を2006/08/05 23:05:22

 今日の朗読のレッスン後に、10月にひらかれる朗読の初舞台で使う原稿を決めた。以前書いたように小説「地球交響曲」からとった。
 
 併せて、プログラムに載せる自己紹介文を書いた。
 いくつか直すところがあるかもしれないが、とりあえずの原稿文を以下に掲載する。

 ルートヴィッヒ・ファン・ベートーベン(1770-1827)といえば「第九交響曲」であり、「歓喜に寄せる」があげられます。そのほかにも数多くの名曲を生み出したベートーベンは、耳硬化症と推測される、伝音性難聴の聴覚障害者でした。
 わたしも補聴器をつけている聴覚障害者です。抑うつもまだ治っていません。
 今回の生涯初めての朗読舞台では、ベートーベンのピアノソナタをバックに、障害があっても魂の自由を制約されることはなに一つないのだ。手話も朗読も魂から生まれた創造の営みであるのだ。わたしの生涯も彼ほどにはたどり着けずとも、なにかを遺すものでありたい。それがわたしの生涯をかけた希望であり夢です。