「断」: やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

入院前は15,000歩歩いてやっと疲れたかなという感じだったのが、10,000歩を歩くともう疲れを感じる。それでも歩いてあちこち行って体力をつけるのが大事だから、無理しないようにゆっくりペースで、少しでもからだを戻したい。とはいえ、一日外を歩いたら翌日は休む、くらいの３勤１休くらいからはじめよう。

今年一年をひとことでいうなら「断」だろうか。せんだってついこのあいだ入院中に発表された、「今年の漢字2016」は「金」だそうだ。

http://www.kanken.or.jp/kanji2016/

http://www.kanken.or.jp/kanji2016/common/data/release_kanji2016.pdf
公益財団法人・日本漢字能力検定協会ウェブサイトから。

２位以下は「選」「変」「震」「驚」……と続くそうだけど、１位の「金」が2000年（第６回）、12年（第18回）にも選ばれていることを考慮すると、第22会の今年も「金」というのは、なんだかなあ。

「断」をあげたのは、少数者に対する不寛容であったり宗教対立などから起こしたテロであったり、あれだけ国が真っ二つといっていいほど対立した、アメリカ大統領選挙といい、今年一年、いろんなところで「断」がみられたから。

アベが真珠湾を訪れる。
それはけっこうなことだが、指導者はいくらでも口あたりのいい言葉を言うし、未来志向だ、謝罪ではない、などと国内向けの言葉も言う。

かつて戦った国が和解するのはそうたやすいことではない。
問題は、国トップはもちろんだけど、異なる人同士がどれだけ理解し合えるか、いってみるならグラスルーツ草の根レベルの相互対話だと思う。

ともあれ相互不寛容や憎しみ、2017年もこの傾向が続くのだろうか。