「恥ずかしい」と思うことはない、堂々と生きなさい2016/12/29 22:08:42

『スター・ウォーズ』エピソードⅣ~Ⅵまでの3作で知られる、女優のキャリー・フィッシャーさんが今月27日(現地時間)亡くなった。まだ60歳という年齢だった。

来年公開と伝えられている『スター・ウォーズ』エピソードⅧにも出演し、すでに撮影を終えているそうだが、ご本人が観られないのがとても残念。
このシリーズではメーンアクタークラスで、すでにアレック・ギネス(オビ・ワン=ケノービ)R2-D2(ケニー・ベイカー)がこの世の人ではないほか、エピソードⅣでグランド・モフターキン総督を演じたピーター・カッシングも亡くなった。

話をキャリー・フィッシャーさんに戻す。

「私は双極性障害です」レイア姫のキャリー・フィッシャーは、心の病と闘う勇敢な戦士だった
http://www.huffingtonpost.jp/2016/12/27/reminder-that-carrie-fisher-was-an-mental-health-hero_n_13867600.html

双極性障害、躁うつ病だったとこの記事では書かれている。
「どんな人間かを双極性障害が決めることはありません。私が双極性障害とは何かを決めるんです」
このキャリーさんの言葉をそのまま、がん、聴覚障がいに置き換えてみよう。
「どんな人間かをがん・聴覚障がいが決めることはありません。私ががん・聴覚障がいとは何かを決めるんです」

「双極性障害に向き合うためには、ものすごい量の自信と力が必要です。時には体がヘトヘトになるほどエネルギーを使うので、スタミナと勇気が必要です」と語ったキャリーさん。
わたしも聞こえなくて話せることで、わかってもらえなかったり誤解されたり、ヘトヘトとまでは言わないにしても疲れを感じることがある。がんになったことでいろいろ言われることもあるかも知れない。
けれど「恥ずかしい」と思うことはない、堂々と生きなさいと言っている。そして疲れたりたいへんだと思ったりしたら「助けを求めていいんだ」と。

Carrie Fisher's Bipolar Crisis: 'I Was Trying to Survive'
http://people.com/archive/carrie-fishers-bipolar-crisis-i-was-trying-to-survive-vol-79-no-12/

さきに天国に行った『スター・ウォーズ』の出演者らと談笑しているのだろうか。
フォースとともにあらんことを。
勇気と希望と感動をありがとう、Carrie Fisher.