やさしい愛の手のひらで　今日もわたしは歌おう ――I will sing with a palm of gently love today――

ブルブル震えたくなるような寒さ。気温が７℃だの８℃だの。いったいいまは何月だ？

疲れと肩こりがひどくて、情けないことに数年ぶりに、栄養ドリンクを飲んだ。「オロナミンＣ」。何年ぶりだろう。おまけに、午後には肩をもんでもらう始末。まったく……。

アイスランドで発生した火山の大規模噴火は、欧州の空路をまひ状態に陥らせて離着陸停止は19カ国に拡大したそうだ。いま欧州に旅行に行くとしてもまったく飛ばない。ＡＮＡのサイトをみるとロンドン（ヒースロー）・パリ（シャルル・ド・ゴール）フランクフルト（マイン）は現在閉鎖中だという。火山灰が航空機のエンジンに入ったり乱気流に巻き込まれたりなど、影響が大きいのだそうだが、19世紀にもアイスランドの火山が噴火したときは２年続いたという。もし今回もそうなったら、世界規模で交通・経済などに大きな影響が出ることは避けられないだろう。

もうひとつ、中国青海省で起きた地震は、７９０人以上が犠牲になったと伝えられている。標高3500㍍、高山病になるほどの高地にあるために救援に駆け付けた人もたいへんな苦難を強いられているらしい。それにしても日本の救援を断るなんて、ちょっと中国は頑な過ぎないか。

最後に。
オバマ大統領が2030年台半ばに火星へ人を送る計画を含む新しい宇宙政策を発表した。2030年って……そのころわたしは何歳だ？（笑）。
有人月探査を打ち切ったオバマ政権に対して、ＮＡＳＡ（米航空宇宙局）宇宙関連企業やなどがあるフロリダ州やテキサス州などの、これらの雇用へが失われることの不安や７カ月後の中間選挙などへの影響を考えた末だろうが、ロケット開発だけで30億ドル、2800億円もの巨額な費用をどうねん出するのか、そのころアフガニスタンやイラクは平和になっているのか、中東は？　中国は？　と考えると疑問でもある。

スター・ウォーズやスター・トレックなど長距離宇宙を旅する話はおもしろいけれどあれはあくまでも映画の中の話。もし現実にあんな宇宙船があったとしても、あのような技術をつくるまでにどれほどの犠牲や困難があっただろう、と思う。
地球から火星を往復するには現在の技術で２年くらいの時間を要するのだそうだが、そんな長期間に宇宙船内で過ごせるのか、未知の世界でもある。

火山の大規模噴火、地震、火星へ人を送る計画。
けれど足元のこの星を見ていると、まだまだ多くの問題が山積している。それ以上に、人間はとてもちっぽけで愚かな存在だとさえ感じる。大自然の力の前には。