German-Japan BOWL2010/04/25 23:01:06

日本代表ミニチュアヘルメット
ドイツ・デュセルドルフのエスプリトアリーナで、現地時間の今日ひらかれた、アメリカンフットボールの国際試合、ジャーマン-ジャパンボウル。日本代表対ドイツ代表戦は、24-14で日本が勝った。
来年オーストリアで開催予定の第4回アメリカンフットボールワールドカップに向けて、まずは好スタートを切った。

日本は開始早々、第1Q、10分58秒にドイツゴール前4ヤードの好位置からQB高田からWR木下への4ヤードパスでタッチダウンを挙げたが、ドイツは5分11秒に戸倉の40ヤードフィールドゴールを、シュミットがブロックしてそのままリターンタッチダウン。7点を奪い、同点に。
第2Q、ドイツゴール前10ヤードの位置でK戸倉がフィールドゴールを決めて10-7。
第3Q、4分32秒、ドイツ陣8ヤード地点で高田から木下へ、左奥深くへ投げた8ヤードパスが決まりTD。戸倉のフィールドゴール成功で17-7。2分8秒には高田からWR長谷川へ、右へのパスがヒットしてタッチダウン。戸倉のキック成功で24-7。
第4Qに入って9分3秒、日本ゴール前6ヤードでモーリスが左を走ってタッチダウン、Kシャウェイトのキック成功で24-14。
その後は両チームともに加点がなく、試合終了。

観に行けなかったのが残念だけれど、試合展開をプレー・バイ・プレー、ゲームサマリーから読んだ。
チーム記録を見る。ファーストダウンは17-16でほぼ互角。ラッシングは134-111で日本が上回り、パッシングも159-120で日本が上回った。パスとランの合計は293-231。これも日本が上回っていた。ドイツアメリカンフットボール協会のサイトを見ると、ドイツは1月にライスボウルを終えたばかりにもかかわらず、日本の組織化された完ぺきなチーム作りとパフォーマンスに驚嘆したらしい。「Schweres Spiel gegen Weltklasse-Gegner(世界レベルのタフな試合)」というが、でもこれがアメリカ相手だったらまだまだこんなに勝たせてはくれない。上には上がある。

体格で上回るドイツ相手にどこまでやれるか、しかも敵地での試合。
ドイツ相手にあそこまでやれたら自信を持っていい。
反対にドイツはパスのタイミングやQBとレシーバーの連携がいまひとつよくなかったようだ。このままで終わるわけはないから、次回当たることがあったときには、気を引き締める必要がある。

ドイツアメリカンフットボール協会のナショナルチーム公式サイト
http://afvd.de/text.php?Inhalt=newsmeldung&ID=5732&HP=AFVD