テレビの前で応援2018/02/20 22:56:28

オリンピックは熱戦が続いているが、先週のフィギュアスケート男子、金銀メダルも感動したけれど、わたしたちが熱中してみているのは、カーリング。男女ともにテレビの前で応援している。

といっても卓球と同じくプレー経験があるとかフットボール観戦のように生で見たとかいったことはない。今回のテレビ観戦で字幕の解説を見ながら「ガード」だ「ナンバーワン」だ、「ハウスに入ったのはどっち?」などと仕入れた聞きかじりのような知識を駆使しながら応援している。

卓球やフットボールのように運動量がそれほど多くないだろうと思いがちだけど、どっこい、ブラシでこするプレーは60mを全力で走り抜くぐらいの体力を使うと言われる一方、体格による影響も少ないため男女間の成績に大差はなく、幅広い世代でプレイできるスポーツなのだそうだ。そしてストーンの位置や投げる方向、相手の動きを読んだり戦略を立て直したり組み直したり、と、アタマも使うスポーツらしい。つまりはフットボールのような激しいタックルやパス、卓球のように速いラリーの応酬がない一方で、相手の動きや自分の戦略を構成するといった要素があるのだろう。

なかなかおもしろそうで、実際にやってみたいとまでは言わないけれど、男女ともに今回いい成績をおさめてほしいなあ。

第52回スーパーボウル2018/02/05 22:31:15

今年で52回になる、NFLのチャンピオンを決めるスーパーボウルが、ミネソタ州ミネアポリスのUSバンク・スタジアムで開催された。

https://nfljapan.com/streaming/30341

今年の対戦カードはAFCがニューイングランド・ペイトリオッツ、NFCはフィラデルフィア・イーグルス。
6回目のスーパーボウル制覇をねらったニューイングランドが負けたのがうれしい。
もうひとつうれしかったのは、フィラデルフィアのQB、ニック・フォールズがMVPに選ばれたことだ。パス43回中28回を通して373ヤード、3タッチダウンをマーク、ランでも1タッチダウンを挙げた。しかし昨年のシーズン開幕当初は控えの存在だった。いっときはプロフットボールからの引退も考えたほどだったそうだが、控えでもあきらめずなすべきことをやった末に栄光をつかんだ。これこそまさにアメリカン・ドリームであろう。

「引退」の難しさ2018/01/26 23:48:40

プロアスリートに「引退」はつきものとはいえ、毎年いつも考えさせられる。

夏の高校野球で「怪物」と呼ばれて西武ライオンズに入団、その後、ボストン・レッドソックス、ニューヨーク・メッツのメジャーリーグでのプレーを経てソフトバンク・ホークスで日本に復帰したけどわずか1試合しか投げられなかった、松坂大輔投手。
先日、中日ドラゴンズの入団テストで合格、自身初のセントラルリーグでプレーする。

学生スポーツとは違い、新しい選手が入ってきたらやっぱりベテランよりは新人のほうを使ってみたいと思うのが監督やコーチの思いだろう。
プロだから実力がないと使ってもらえない。いくら過去の実績があってもプロは結果が全て。だから中日に入団が決まったときも賛否両論があった。

ふと思う。
彼と同期でプロ入団した選手や、もう引退した同期選手はいま、松坂をみてなにを思っているだろうか。自分もまだやれたかもしれない。松坂にはがんばってほしい、いやもうあれだけやったんだからいいじゃないか……。NFLもそう。同期入団でも3年もたったら半分も残っていないのがほとんど。

本人はまだやり尽くしたことがあると思っている。でも周囲はそう思っていなかったり、もうやめたらと思う。

難しい問題であり他人が答えを出せるものではないことくらいはわかる。
だからこそ本人が「まだやる」と決めたのなら、それを精いっぱい見守り応援していきたい。

やりたくてもやれない立場からすればうらやましいし、彼を見て励みにもなる。

皮肉なものだねえ2018/01/15 19:48:04

NFLプレーオフ。
いよいよconferenceチャンピオンシップに入る。今年はアメリカンフットボールカンファレンスが、ニューイングランド対ジャクソンビル。ナショナルフットボールカンファレンスが、ミネソタ対フィラデルフィア。

わがオークランドはダメだったけど、ジャクソンビルに第52回スーパーボウルに出てほしいなと思う。前年の成績が3勝13敗、さらに2012年シーズンはなんと2勝14敗だっただけに今回まさかのプレーオフ出場は驚きでもあるし、オークランドにも刺激になったのではないだろうか。解雇されたオークランドのジャック・デルリオはジャクソンビルでもヘッドコーチを務めていた過去がある(2003 - 2011)。

皮肉なものだねえ。

長いオフが始まる。2018/01/02 23:40:59

正月2日目。からだがまだまだついていかないけれど、徐々に戻さないと。

NFLは現地時間1月1日のマンデーナイトゲームでレギュラーシーズンを終了。今週からはもうプレーオフにはいる。
わがOaklandは最終戦、LA Chagers戦を10-30で落として6勝10敗でシーズンを終えた。同時にヘッドコーチのジャック・デルリオは解任。後任は元HCで現解説者のジョン・グルーデンではないかと現地では報道されている。

やれやれ。
また長いオフが始まる。
まだスーパーボウルが残っているけどね。

「赤と青」2017/12/03 23:10:27

甲子園ボウルは日大×関学大 東北・立命敗れる
http://www.asahi.com/articles/ASKD32J5FKD3PTQP007.html

ライバルの存在というのはとても貴重なものだ。
アメリカでもUSC-Nortre Dameなど有名なものがいくつもある。州や街を分けたライバルはUCLA-USCなど、それこそいくつ挙げても足りないくらい。

1934年に立教大学、明治大学、早稲田大学にアメリカンフットボールチームが結成され、80年以上の歴史がある日本のフットボールにも当然ライバル関係は存在する。
東の日本大学と西の関西学院大学がまさにそれだ。

通常「赤と青」で呼ばれる両校の対戦。
日大は3年ぶり34回目、関学大は2年連続51回目の出場となる。
甲子園ボウルでの対戦は通算日大16勝10敗2分。

からだのサイズは小さいけれど2017/11/17 23:08:40

肩こりが激しい。
妻にもんでもらってどうにか軽くなった。
やれやれ。

アメリカ人は平均しても日本人より大柄だが、さらにプロスポーツ選手となると本当に大きい。
今年のMLBの最優秀選手、アメリカンリーグのMVPにヒューストン・アストロズのホセ・アルトゥーベが選ばれた。
打率.346、24本塁打、81打点、32盗塁。なにより168センチという身長に目を奪われる。
5フィート6インチ。日本人なら普通かもしれないが、MLBでこのサイズは小さい。それでもこれだけやれるっていうことを示したのだから、159センチのわたしも勇気づけられた。

CFLもNFLもASLレッスンも2017/11/06 23:32:15

NFL第9週。オークランド・レイダーズはマイアミへ遠征して、マイアミ・ドルフィンズと対戦。
ここまで3勝5敗。プレーオフに進出するにはもうひとつも負けは許されない。
試合結果は27-24で僅差ながら4勝目をあげた。次週はバイウィークのため試合はなく、11月19日にニューイングランド・ペイトリオッツとホーム、オークランドで対戦する。

その上にうれしいのはもうひとつわたしが応援している、カナディアンフットボールリーグのトロント・アルゴノーツも東地区のプレーオフに進出するということ。現地時間11月5日にあったバンクーバー・ライオンズ戦で40-13と大勝。CFLもNFLも楽しみだ。

夜はASLレッスン。
こちらも楽しい会話がはずみ、いつもにましてあっというまのひととき。

プロという過酷な世界2017/10/26 22:26:44

今日はプロ野球のドラフト会議。
早稲田実業高校の清宮幸太郎選手はわたしの故郷、北海道日本ハム・ファイターズに1位指名された。ほかにも有力選手が何人も指名されている。

日本とアメリカ、NPBとMLBやNFLのドラフトは似ているようで異なる部分もある。しかし共通しているのは、若者が100人前後入ってくる一方で同じくらいの数の選手が去っていく世界でもある。MLBやNFLは球団数が日本よりも多いから、解雇されたり引退したりしてやめていく数はもっと多い。

とはいえ、やはり子どもの頃からあこがれていた世界に入れる喜びは大きいだろう。その喜びを忘れることなく、プロという過酷な世界で力を尽くしていってほしい。

日米ともに頂点への戦いが2017/10/24 23:51:36

今日、広島であったセントラル・リーグ、クライマックスシリーズファイナルステージ、DeNA-広島戦。9―3でDeNAが勝ち、パ・リーグチャンピオンのソフトバンク・ホークスと対戦が決まった。
正直言うとメジャーリーグのプレーオフを参考にしたつもりなんだろうが、リーグ優勝の意味が薄れてしまったような気がしてならない。メジャーのそれはたしかにワイルドカードという、勝ち抜き戦という意味では似ているかもしれないけれど、試合数も地区数も比べものにならない。広大なアメリカだから成り立つ試合方式であって、アメリカンとナショナルで計30チーム、しかも東、中、西と分かれているからこそ地区優勝以外の勝率が高いチームにもプレーオフへの参加権を与えようという方式が成り立つ。
チーム数がたったの12、リーグはセントラルとパシフィックの2つだけ、地区はない、ということを考えれば、単なる興行の埋め合わせのような気もする。

そのメジャー最高峰を決める、ワールドシリーズで対戦するのはナショナル・リーグチャンピオンのロサンゼルス・ドジャースとアメリカン・リーグのチャンピオン、ヒューストン・アストロズ。かつてヒューストンはナショナル・リーグに属していたことを考えればなんだかなあという気もするけれども、まあそれはそれとしてロサンゼルスにダルビッシュと前田の2人日本人選手がいる。

ともに今シーズン最後を飾る日本シリーズとワールドシリーズ。
どんなドラマが見られるのだろうか。