メンターというか相談できる人がいたら2017/11/07 23:03:32

このごろ、28年前に就職したころを思い出す。

あのころはバブル景気の真っ最中。タクシーで自宅へ送ってもらって経費が会社持ち、なんてザラだった。もうそんな時代は来ないだろう。
聞こえないわたしはほかに聞こえない同僚が何人かいたけれど、彼らはどちらかというと発音が明りょうでなかったぶん、聞こえないことが理解された。
わたしはきれいに話せたから、なかなか周囲に理解してもらえるのが難しかったかもしれない。いまでもわたしが音声言語で普通に話せるために、聞こえないことを忘れてしまうと言われるのだから。

しかし、障がいがある人にとって、周囲が障害のない人ばかりだと、心理面などいろんな悩みがあっても相談しにくいこともあるだろう。
そんなとき、同じ障がいの人がいると、話しやすいかもしれない。
いわばメンターや相談できる人がいるといないのとではまるっきり違ってくる。それも同じ立場同じ経験をしている人がいれば。

わたしの場合はいろんな思いがあっても素直に出せなかった相談できなかった。まわりに聞こえない障がいのある先輩がいなかったこともそのひとつだった。
それがいまでも残念である。

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