自分たちでつくっていくからおもしろく、やりがいがある2016/01/24 20:25:52

2016年最初の「虹の手」活動。
まず、活動方針と目標を出し合い、年2回の施設での演奏ボランティアと新しい曲をいくつか覚えるということに決め、手話通訳士先生が来てから新しい課題曲「川の流れのように」(美空ひばり)を、昨年手話通訳士先生がビデオで送ってくださったものや各自の意見を出し合って、手話表現を作っていった。

ろう者ではなく、手話がわからないご高齢の方を前にやる。ということは文章や歌詞に合わせてつくっていく日本語対応手話的なものがベストだ。その共通認識と理解に立って、「川の流れのように」の歌詞と歌の世界を各自理解していく。

意見がたくさん出てそれも否定するようなものではなく、こうしたらいいのではないか、というような積極的なものばかり。
たとえば「ぬかるんだ道」はべたべたした、という表現。「移りゆく季節 雪どけを 待ちながら」。雪どけの「雪」をはぶいて、雪がとけていくさまを表すように、「べたべた」を横に広げていく表現にする、といったように。

こういうふうに自分たちでつくっていくからおもしろく、やりがいがある。
やらされたり決めつけられたりするのはおもしろくもないどころかやりたくないだろう。仕事なら多少はそういう部分もあるけれど。

わたしもギター担当として「川の流れのように」に挑戦する。
発表できるときがいまから楽しみだ。