他者に対する寛容さやさしさにつながればいいな2024/07/01 22:26:42

逆に言うとわたしたちろう者・中途難聴者は見た目ではわかりにくいのが障がいの特性のひとつだ。別に見せびらかすつもりはまったくないけれど、補聴器に加えて首からヘルプカードにがん患者・ぜんそくもちなどを明記して下げているのをみて、席をゆずっていただけることもある。しかしやっぱりいくらカードを見ても一べつして見向きもしない人もいる。
人のこころは自分にはどうすることもできないけれど、初めに書いたように見た目一見しただけではわかりにくい、聴覚障がいを知ってもらおうと、携帯スマホを入れたポーチにヘルプマークをつけて、今日あるものが届いた。
長いマクラになってしまったが、茨城県にあるNPO法人「工房ふくろう」がつくり販売している、手話関連グッズのひとつ、キーホルダー。
両面になっていて片面が全難聴の耳マーク、もう片面が全日本ろうあ連盟の手話マークになっていて、それぞれ「聴覚障がいです」「手話 お願いします」と文字もある。
腰につけたことで、たとえば座席の位置から見えるかもしれない。
自分を宣伝アピールする必要はないのかもしれないが、見た目ではわかりにくい人もいるのだから、リスクも承知の上で、自分を知ってもらう伝えることも大事だ。それが巡り広がって他者に対する寛容さやさしさにつながればいいなと思う。