社会人と学生が競り合わないと2016/01/03 22:41:59

今年最初の主日礼拝を終えて、東京ドームへ。
プルデンシャル生命杯第69回ライスボウルを、一眼レフカメラと望遠レンズ、カメラスタンドを背負って、妻と一緒に観戦に行ってきた。

試合結果はパナソニック22-19立命大、社会人は7連勝。対戦成績は社会人の21勝12敗となったが、本場アメリカの選手に比べればたしかにキッキングの精度や高さなど劣るかもしれないが、試合展開は最後までわからない、手に汗握る展開だった。

前半は両チームともにタッチダウンなし。
パナソニックがフィールドゴールを決めて9-3でファーストハーフ終了。
試合が動いたのは後半セカンドハーフに入ってから。
立命館が学生代表の意地を見せて猛反撃、第3クオーターに6点をとり、パナソニックの6点で12-9となった第4クオーター、立命館が10点をとったときは、学生が勝つかと思ったものだ。
ところがここからが経験の差だろうか。
13:29、残り1分30秒もあるかないかという時間で、パナソニックの55ヤードパスプレーが決まり、 タッチダウン。トライ・フォア・キックも成功して20-19で逆転勝ち。
http://ricebowl.americanfootball.jp/wp-content/uploads/2016/01/69RB_%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%83%AB%E8%A8%98%E9%8C%B2_20160103.pdf

パナソニックはパスよりはランプレーの回数を多くしようとしたのだろうが(パナソニック42回234ヤード、立命館35回134ヤード)、一方で立命館がパスに活路を探った(パナソニック19回試投13回成功2インタセプト185ヤード、立命館31回試投18回成功0インタセプト339ヤード)。
パナソニックのラン攻撃が回数・獲得ヤードともに立命館を上回った。それが勝因だといえる。

まあともかく、僅差でドーム内は盛り上がった。やっぱり学生と社会人が競り合わないとおもしろくない。

これで、国内アメリカンフットボールの大きな試合は今年6月のパールボウルまでゲームはない。
あとはNFLのプレーオフと第50回スーパーボウルを待つだけ。