なるほど、と思えるような2016/01/14 22:54:08

より速いクロール、論争に「答え」 S字→中長距離 I字→短距離
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12157248.html?_requesturl=articles%2FDA3S12157248.html&rm=150

卓球以上に選手レベルからはるかに遠いのだけど、一応わたしは泳げる。幼稚園のころから小学校までちょっとかじった程度であるが。
種目を挙げるとしたら、背泳ぎ、クロールのふたつだけ。

クロールで泳ぐとき、コーチから口が酸っぱくなるほど言われたのは「わきの下をかくように」水をかきなさい、ということと、息継ぎのときにあごを肩にくっつけるようにということだった。
今はどんな教え方をしているのか知らないのだけれど、長年にわたってクロールの水のかきかたについて、S字のようにという意見とI字のようにという意見に分かれていた。
記事によると結論を先にいうなら、S字を描くように水をかいたほうがいいらしい。コーチが言っていたようにわきの下をかくように腕を動かして体を前に進める力がさらに加わっていたということなのだろう。

しかし長距離ではこういう腕の動きは長続きしないらしい。筋力として回転速度が上げにくいのだそうだ。となると短距離を泳ぐならI字で腕を動かしたほうがいいのだろう。
こういう、経験者にとっても未経験者にとっても、水泳をテレビや生で見るときになるほど、と思えるような視点が加わるといっそうおもしろくなるものだ。