来年の課題曲2022/12/15 23:09:41

12月4日(土)、足立区綾瀬のライブホールでクリスマス合同コンサートを終えて2週間休んだ後のギターレッスン。
そのあいだ、次の課題曲をあれこれどうしようかと迷っていた。今年デビュー50周年を迎えた海援隊の曲を覚えたいと思って『誰もいないからそこを歩く』(1982年解散コンサート版)と『思えば遠くへ来たもんだ』を覚えた。実は『贈る言葉』以外にもいい曲がたくさんあるこのグループ。あるネットサイトが今年デビュー50周年を迎えた海援隊の「みなさんのお気に入りは?」というアンケートで1位『思えば遠くへ来たもんだ』、2位が『贈る言葉』だったそうだ。
来年も海援隊をやりたいと決めて『風景詩』(中牟田俊男さんのソロ曲)『そんぐ・ふぉあ・ゆう』『俺の人生真ん中あたり』(これも中牟田俊男さんのソロ曲)『贈る言葉』を来年の課題曲にしている。
手元にある海援隊のアルバムだったか、自己流でCD収録曲を入れ替えてミニディスク(MD)に入れたのだったかは忘れたのだけど、とてもいい曲セットだと感じたのが『贈る言葉』『そんぐ・ふぉあ・ゆう』『えきすとら』(同名の映画の主題歌)、『思えば遠くへ来たもんだ』、最後に『誰もいないからそこを歩く』の曲順。同じようにこの曲順で演奏してみたいなあと思っています。
ところが、『えきすとら』だけ肝心の楽譜とギター譜がない!
『えきすとら』の楽譜とギター譜を探している最中です。この曲はあまり知られていない曲の一つですが、『誰もいないからそこを歩く』『そんぐ・ふぉあ・ゆう』とともに海援隊楽曲の中でもコーラスワークのある曲です。とりわけ『えきすとら』は解散直前のラストシングルだったこともあってコーラスワークが美しい! わたしにはとても歌えません。
『えきすとら』の楽譜とギター譜を探しています。来年には歌える方、聞こえる人と組んでフル演奏してみたいなあと思っています。聞こえませんから歌はからきしだめなのだけど、どなたか一緒に組んでくださる方教えて下さる方がいらっしゃらないかなぁ。

欲が生まれてきた2022/11/17 23:37:27

年をとると月日が過ぎる速さを実感する。
人生3回目のギター教室発表会が来月4日に迫ってきた。今日を含めて残り2回しかない。
発表曲は、海援隊の『思えば遠くへ来たもんだ』。全体5分を超える曲を講師がアレンジして、短くまとめて下さった。
もちろんフルバージョンでもできるのだけれど、今回アレンジして短縮してくださった部分を覚えたが、数回進行を間違えたけれど確認を重ねてでラストの練習はノーミスで、レッスン時間30分ちょうどに終えることができた。あとは来週しかない。
舞台に立ってみて、朗読もそうだけれど楽しさと難しさの両方を感じるとともに、どなたかとバンドというかグループを組んでみたいなという欲が生まれてきた。
病気だからこそチャレンジしたいものだ。

周りを見ること2022/08/14 23:29:52

ギターを学んで今年で10年目になりますが、舞台に上がるのは2回目。
その、わたしが住む葛飾区四つ木ミュージックスクールグループの合同Summer Concert2022が、同区青砥にあるテクノプラザかつしかでひらかれました。なんと、今回はYouTubeで配信もあり、わたしの知人友人に、QRコードを送ってお知らせしました。

以前にも書きましたが、今年の通年課題は今年で結成50年になるフォークグループ海援隊。
『贈る言葉』『母に捧げるバラード』などが知られている曲ですが、今回わたしは、海援隊の1982年解散コンサートin日本武道館で演奏した『誰もいないからそこを歩く』を、ギター講師のサポートを得て演奏しました。サポートしてくださった講師先生に、この場を借りて感謝とお礼を申し上げます。
もともとは1980年12月にリリースの10枚目のアルバムに収められている曲ですが、今回、解散コンサートと同時に発売されたアルバムバージョンのほうを演奏したかったのは、初めのアルバムにはない、3番目の歌詞と間奏エンディングがあったからです。けれど合同コンサートは時間制約があるため、フル演奏はできず、泣く泣く曲をカットしたり演奏を変えたりしてみましたが、お客さんも手を鳴らしたりからだを動かしたりしてリズムをとってくださいました。
高校時代の弁論大会のときから自然にからだにしみついているのが、下を向かない、手前から奥にいるお客さん、隅から隅まで見ること。これはある意味、演奏テクニック以上にとても大事なことだと思っています。周りを見ることで聴衆もこちらに目を向けてくださるし、つたない演奏であっても聴いてくださる。こちらが伝えようという気持ちでいること、言い換えればお客さんを見ていなかったら、お客さんとステージの間に交流が生まれない。キャッチボールにならない。人前に立つ、話したり演奏したりするということは見られることでありお客さんを見ること。それを恥ずかしがるのではなく、楽しむとともに自分をさらけ出すこと。舞台は演じる側のすべてが如実に表れるからだ。下を向いていてはどんなに弁舌が巧みであったりすばらしい技量であったとしても、お客さんは見ない。見てくれません。
今回、ギター講師と一緒に演奏したのですが、もっともっと演奏したい、レパートリーを増やしたいな、ろう者であるわたしは歌えませんが、歌える人と一緒に組んでみたいなという夢がさらにふくらんできました。そのためにはもっともっと練習しなくてはならないし、技量も高めなくては。
今回はカットした部分を加えて『誰もいないからそこを歩く』をやってみたいなとも思います。
1曲だけであったけれど充実したステージでした。聞こえないわたしに、いろいろ教えてくださり、演奏ではサポートしてくださった講師先生に感謝を申し上げますとともに、次回を楽しみに、さらなる練習に励みます。

50年かぁ。2022/03/28 21:28:18

https://www.nikkansports.com/.../news/202203270001480.html
https://www.nikkansports.com/.../news/202203280000351.html
今日の日刊スポーツに、とても興味深い記事が2つあった。
ひとつは結成50周年になる、海援隊を取り上げたテレビ番組が4月第1週と第2週にわたって放送されること。
ふたつ目はアカデミー賞で「コーダ あいのうた」に出演したトロイ・コッツァーさんが助演男優賞を受賞されたこと。男性ろう者俳優として初だという。
今年の通年ギターレッスンの課題曲は海援隊に決めているが、手元に海援隊の楽譜はあるのだけど、学びたい、楽譜がない曲をいま探している。
いま学んでいる曲は手話通訳士のおかげで徐々にわかりかけてきた。
歌うのは無理だけど、一年通して海援隊の曲を少しでも覚えられたらと思う。
そしてアカデミー賞助演男優賞を受賞されたトロイ・コッツァーさん。
いままでも手話のできる俳優さんがろう者を演じた舞台や映画はあったけれど、ろう者がろう者を演じるものは日本ではなかなかない。さすがアメリカだなと思うとともに、障がい者のことは障がい者にしかわからないわかりえない部分もある。障がいのない人が演じるとどうしても違和感がついてまわる。
https://www.huffingtonpost.jp/.../story_jp...
 上の記事で、「ろう者の役はろう者自身で」ということがなぜ日本で広がらないのか、逆に言えばろう者の役はろう者が演じることの重要性を理解していただけるのではないかと思う。
 先日のコスモス朗読会で2年ぶりに舞台に立ってみて、やっぱり演じることの楽しさと難しさの両方を感じ、もっともっと場数を踏みたいと思いが深まった。
 手話訳を手話通訳士と一緒につくり、台本と手話も覚えていく作業はとてもたいへんだけど、表現したいと思う気持ちが、覚える苦労よりもまさって生きている充実感さえ抱かせてくれる。
 ギターもそう。リズム感もテンポもたいへんだけど、覚えるのが楽しい。いつか舞台で演奏したいと思う。歌はさすがにダメだけど。
 今回の舞台から、コツコツまた練習や手話のレベルを上げていきたい。アカデミー賞とまではいかなくてもいいから、聞こえなくても何かができるのだという思いをこめて。

海援隊と讃美歌を2022/01/11 22:48:14

今年もはや10日を過ぎてしまった。いろんなことを考え、目標を抱いているが、そのひとつ、ギター教室でのレッスン。通年目標の一つに「海援隊」と「讃美歌」を覚えようと思い、まず海援隊の1982年日本武道館ライブで演奏された曲『誰もいないからそこを歩く』をお願いした。オリジナルをプロギタリストである講師にみていただいて、さっそくレッスンを始めた。もうひとつの讃美歌のほうは、3月の朗読舞台が終わってから少しずつ時間を増やしていきたいと思う。朗読も手話の学びもある。指導者コースの講習会もある。たいへんだけどやりがいがある。今年一年最後になにを演奏するかはわからないけれど、しっかり覚えたい。

「いつか」のときまでに備えておきたい2021/12/19 20:40:03

いま、月に一度だけ所属教会とはべつの教会でギター教室に通っている。もちろん所属教会の牧師から許可をいただいてのことだ。

話は5年前のS状結腸がん入院にさかのぼる。
大学時代からがんや終末期医療といった問題に関心を抱いていたが、まさか自分ががん患者となって大腸を摘出する手術を受けてから、自分の「死」について考えるようになった。そして2年前に義母をおくってから一層その思いが深まり、毎年正月前後に生前遺言を書き換え、自分の「そのとき」もしものときに来てほしい人にだけ連絡するようにと家族にも伝えているだけでなく、昨年、献体登録を更新した。

そういった「終活」と関係してくるけれどせっかくギターを学んでいることだし教会に通っているのだから、と、「いのちのことば社」からでている『教会福音讃美歌』を購入して、さきに書いた月に一度だけの讃美歌ギターレッスンに通っている。もしものとき、そして自分の肉体はひつぎのなかで、わたしはいないのだけれど、自分が葬儀で演奏してほしい讃美歌をギターで演奏した動画を自分の葬儀のときにスクリーンで投影し、その讃美歌の手話もスクリーンで投影してもらえたらいいなあ、という思いからだ。

いまできる曲は2つだけ。「讃美歌21」では510番の「主よ終わりまで」と同じく「讃美歌21」403番の「救いの訪れ」だけ。「主よ終わりまで」は詞が同じだが、403番は異なっている。どちらにしても弾ける曲が増えてうれしい。

「いつか」のときまでに、演奏と手話を録画しておいて備えておきたい。

7歳のころに見た「日本レコード大賞」で聞いて以来の好きな曲2021/12/18 23:43:29

今年で8年目になる、音楽教室でのギターレッスン。8年目にして初めて、12月25日の音楽教室の合同発表会クリスマスコンサートに出演することになりました。もちろん無料です。
場所は葛飾区四ツ木地区センター3階ホール(都バス=浅草寿町~金町駅/錦糸町駅~青戸車庫/「葛飾警察署」バス停下車徒歩5分 または京成電鉄押上線四ツ木駅下車徒歩15分)。
午後5時からの第2部、19番目で出演する演奏曲はちあきなおみさんの『喝采』。難曲中の難曲で、プロでも歌いこなせないいっぽう、プロの方もカバーしているこの曲は7歳のころに見た「日本レコード大賞」で聞いて以来の好きな曲です。
実は手話訳もできあがったのですが、ボーカルを頼んだのはいいけれど、曲のタイミングをとるので精いっぱいの妻に、手話までやってほしい、というのは無理な話。手話訳はいつか、またの舞台のときを楽しみにしたいと思います。
お忙しいとは存じますが、もしお時間がありましたらお越しいただければ幸いです。

7歳のころに見た「日本レコード大賞」で聞いて以来の好きな曲2021/12/18 23:43:29

今年で8年目になる、音楽教室でのギターレッスン。8年目にして初めて、12月25日の音楽教室の合同発表会クリスマスコンサートに出演することになりました。もちろん無料です。
場所は葛飾区四ツ木地区センター3階ホール(都バス=浅草寿町~金町駅/錦糸町駅~青戸車庫/「葛飾警察署」バス停下車徒歩5分 または京成電鉄押上線四ツ木駅下車徒歩15分)。
午後5時からの第2部、19番目で出演する演奏曲はちあきなおみさんの『喝采』。難曲中の難曲で、プロでも歌いこなせないいっぽう、プロの方もカバーしているこの曲は7歳のころに見た「日本レコード大賞」で聞いて以来の好きな曲です。
実は手話訳もできあがったのですが、ボーカルを頼んだのはいいけれど、曲のタイミングをとるので精いっぱいの妻に、手話までやってほしい、というのは無理な話。手話訳はいつか、またの舞台のときを楽しみにしたいと思います。
お忙しいとは存じますが、もしお時間がありましたらお越しいただければ幸いです。

はじめて人前で『喝采』をギター演奏した2021/12/11 21:05:31

12月25日に自宅近くの地区センターで、学んでいる音楽教室全体の発表会がある。演奏曲はちあきなおみさんの『喝采』とすでに決まっていて、この2週間、久しぶりに妻がかつて一緒に学んでいた先生のもとに通い、ボーカルの指導を受けている。もちろんわたしも一緒に演奏するのだからタイミングの取り方や合わせ方などを練習。最初より2回目、3回目とだんだん合ってきた。
今日はちょっと早めのクリスマス、というわけで、妻の知人のお宅におじゃましましてクリスマスパーティーを。そこではじめて人前で『喝采』をギター演奏した。

ヨナ抜き音階、小節ごとの音の高低の差があるなど、ホント難しい歌だ。でもギターで弾ける曲ができてうれしい。レパートリーはこれで3曲。歌えないのは障がいゆえ、しかたない。

聞こえなくてもギターができるんだ、と。そこから何かを伝えられたら。
このあとは2022年3月25日のいよいよ2年ぶりの、3月なのに朗読発表会「コスモス会」に向けた取り組みにはいる。

難しいけれどチャレンジしよう!2021/11/13 22:44:32

前回も書いた、来月25日の初めての発表会で演奏する、ちあきなおみさんの「喝采」。
ギター演奏はだいぶそれらしい形になってきたが、歌が……むちゃくちゃ難しい。小節のなかだけでも音の高低があり、転調テンポの変化があり、と、難曲中の難曲と言われている。妻からも「難しい!」と言われた。

だからといってここであきらめてしまったら終わり。
ボーカルには妻の友人2人にも入っていただいて、ギターわたしを含む、計4人でやることになりそうだ。

来年3月25日に、「なかの小劇場」でひらかれる、2年ぶりの「コスモス朗読会」も正式に声のご指導の日程が決まった。手話のご指導も始まった。

いろいろ忙しいけれど、チャレンジして成功させたい。