福井でまもったはじめての元日礼拝2016/01/01 20:20:13

都会では少ないのかもしれないが、地方では、元日に神社まいりなどと同じように、教会でも礼拝をまもることがある。わたしも高校から大学時代、元日礼拝を札幌北光教会でまもったものだ。

妻と一緒に今回向かったのは、昨夏はじめて訪れた、希望の丘バプテスト教会。小さな群れだけれど家庭的でへんな権威だとか抑圧だとかがない。

元日くらいはきちんとした服装で礼拝に出たい。
本当はこっちでスーツを持って行きたかったのだけど、妻は「荷物になるから」と、妻の実家で義父からジャケットスーツをお借りしてネクタイスーツで行ってきた。

今日の説教は旧約聖書ヨシュア記1:5~6、9節を学ぶ。
カナンを目指しヨルダン川の川岸まで来たイスラエルの民、という話だ。
一歩足を踏み出す、神のみわざがあらわれるために。
しかし、わたしたちは弱くもろい。「神のみわざがあらわれるため」といいながら、自己顕示欲や自己満足のために行動していないか。昨年コスモス朗読会をへて2016年は本気で、手話と演劇に挑戦したいと思っているが、妻から励まされているけれども、それがほんとうに神のみわざのためなのか、自分を誇りたいからなのか。
厳しく自己を絶えず吟味していくことと、自分を誇るというわな、スター・ウォーズでいうなら「フォースのダークサイド」に引っ張られないように。

礼拝後、そんな質問を交えながら牧師一家、礼拝に来られた妻の友人らとそのお嬢さんたちと、おいしいおせちやサラダやコーヒーを囲んで楽しい交わりがもてた。

ヘンな権威だの聖書を悪用したり乱用したりした指導や押しつけなどではなく、こういう温かな交わりがずっとこころにしみる。
おいしいコーヒーやお食事の数々、たいへんごちそうさまでした!!

雪がない正月2016/01/02 22:16:12

年末から正月までを、はじめて妻の実家がある福井県福井市で過ごしてきた。今日午後7時45分に帰宅したばかり。

沖縄で夏日の正月だったと伝えられたが、福井も、山頂部に降雪がみられるものの、平野はどこも雪がない。
これから2月3月になるとスキー行楽シーズンに入るだろうに、いったいどうしたことだろう。
まったく不思議な正月。

社会人と学生が競り合わないと2016/01/03 22:41:59

今年最初の主日礼拝を終えて、東京ドームへ。
プルデンシャル生命杯第69回ライスボウルを、一眼レフカメラと望遠レンズ、カメラスタンドを背負って、妻と一緒に観戦に行ってきた。

試合結果はパナソニック22-19立命大、社会人は7連勝。対戦成績は社会人の21勝12敗となったが、本場アメリカの選手に比べればたしかにキッキングの精度や高さなど劣るかもしれないが、試合展開は最後までわからない、手に汗握る展開だった。

前半は両チームともにタッチダウンなし。
パナソニックがフィールドゴールを決めて9-3でファーストハーフ終了。
試合が動いたのは後半セカンドハーフに入ってから。
立命館が学生代表の意地を見せて猛反撃、第3クオーターに6点をとり、パナソニックの6点で12-9となった第4クオーター、立命館が10点をとったときは、学生が勝つかと思ったものだ。
ところがここからが経験の差だろうか。
13:29、残り1分30秒もあるかないかという時間で、パナソニックの55ヤードパスプレーが決まり、 タッチダウン。トライ・フォア・キックも成功して20-19で逆転勝ち。
http://ricebowl.americanfootball.jp/wp-content/uploads/2016/01/69RB_%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%83%AB%E8%A8%98%E9%8C%B2_20160103.pdf

パナソニックはパスよりはランプレーの回数を多くしようとしたのだろうが(パナソニック42回234ヤード、立命館35回134ヤード)、一方で立命館がパスに活路を探った(パナソニック19回試投13回成功2インタセプト185ヤード、立命館31回試投18回成功0インタセプト339ヤード)。
パナソニックのラン攻撃が回数・獲得ヤードともに立命館を上回った。それが勝因だといえる。

まあともかく、僅差でドーム内は盛り上がった。やっぱり学生と社会人が競り合わないとおもしろくない。

これで、国内アメリカンフットボールの大きな試合は今年6月のパールボウルまでゲームはない。
あとはNFLのプレーオフと第50回スーパーボウルを待つだけ。

人間は愚かなものなのだろうか。2016/01/04 23:07:46

仕事はじめの今日。
きつくないといえばうそになるけれど、徐々に気持ちとからだがついてきた。

年明け早々、生臭いニュースが入ってきた。
イスラム教のサウジアラビアとイラン。サウジはスンニ派、イランはシーア派が多いという。
そのサウジで、シーア派の宗教指導者を含む47人に死刑が執行され、これに怒ったイランでは、サウジアラビア大使館に抗議デモなどが起きた。

中東の混乱に宗教対立が加わると、さらに状況がおかしくなり、収拾がつかなくなる。
日本の感覚ではわかりにくいどころではない問題だが、人間は愚かなものなのだろうか。なぜ宗教があるのか、なぜ殺し合うのか。

おもてなしというからには2016/01/05 21:27:28

京都市
手話で観光客おもてなし…条例制定へ
http://mainichi.jp/articles/20160105/k00/00e/040/143000c

こういう取り組みは、聴こえない人たちが京都市内を観光したり訪れたりするときに、ホッとおちつける機会にはなるだろう。
でも問題は手話うんぬん以上に、おもてなしというからには、聴覚障がい者を理解しようとする姿勢、こころが大事になってくるのではないだろうか。

障がい者団体共通の課題2016/01/06 21:53:26

http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0219910.html
事故と同時刻、現場は暗く閑散 北海道・岩見沢の全盲男性輪禍死

「協会に入っている障害者は1割前後。どこにどんな障害者がいるか分かれば、支援制度の紹介や入会の働きかけができ、より多くの人が関われるのに」
という、岩見沢視力障害者福祉協会会長のコメントは、同じ障がい者、難聴者協会やろう者としてもひとごとではないのではありませんか?
すでに高齢化社会です。
耳が遠くなったことで孤独になったりコミュニケーションを楽しめなくなったりという方がいらっしゃるはずです。手話にこだわらず、いろんなコミュニケーション方法をともにつくっていくことで、社会や地域からこぼれ落ちることなく生活を楽しめるのです。お互いを助け合っていくことができるのです。

障がい者の掘り起こしというか、どこにどんな障がいがある方がいるかを知り、サポートしていくことは、障がい者団体共通の課題ではないかと思います。

悔しさを引きずらず2016/01/07 23:25:59

「テンポが速い!」
今年最初のギター教室で、何度もダメ出しをもらった。
聴こえないというのはわかっていること。いまさらいうことではない。
何度も何度も繰り返し弾いて、少しわかってきたが、まだまだ。

さて先日、東京ドームを大いにわかせた、プルデンシャル生命杯第69回ライスボウル。
試合終了前残り時間7秒で、3点を追う立命館が、同点FGを狙ったときに、パナソニックインパルスの守備が、本来11人であるべきのところフィールド上に12人がいたことを、審判団が見落としてしまった。
勝負に「たられば」は禁物だけれど、もし、審判がパナソニックの反則をコールしていたら、立命館大は5ヤード前進して攻撃をやり直し、FGを再び蹴ることが可能だった。展開によっては逆転勝ちあるいは両チーム優勝という結果になっていたかもしれない。

日本アメリカンフットボール協会は試合後、ファンからの指摘で動画や画像をもとにパナソニックの反則を確認していた。公式に立命館大学とパナソニックの両方に謝罪、公式規則に基づき、プレー記録も試合結果も変わらず、パナソニックの優勝のままである。
もしこれが国際試合だったら、あるいはNFLだったら、おそらく抗議が起きただろう。

パナソニックは「指摘と謝罪を受け入れる」と述べ、立命館大学側も「抗議するつもりは一切ない」「「ゲームは3日に終わっている。審判の皆さんの献身的な努力のもとに、試合は行われている。その感謝の思いは今も同じ。来季に向けて変わらず精進を続ける」と語った。
日本的といえばたしかに日本的なのだけれど、しかしわたしは両者の言葉や姿勢に共感する。
あれだけの舞台に立てて、社会人相手に一歩も引かぬ試合運びを見せて、一時であったにせよ、逆転した。悔しさはあるだろうけれど、その悔しさを引きずらずに、来シーズンにかける、という意気込みが、さらに選手にも伝わる。

来シーズンの、立命館とパナソニックに、期待したい。

こういう視点でみるとまた違ってくる2016/01/08 23:49:46

おととしあたりから、出勤前の毎朝、妻と一緒にNHKの朝ドラを観ている。

けさは「朝がきた」、加賀屋に女中として働く、ふゆ(清原果耶)の縁談を持ち込んできた、ふゆの父親、彦三郎(上杉祥三)が、縁談相手を連れて加賀屋へ乗り込んで、加賀屋の番頭、亀助らと大立ち回りする場面。

昨年の朗読最終ミニ発表会で、悪役を演じてみて、難しさと魅力と楽しさにひかれた。

失礼ながら、今回の彦三郎を演じた、上杉祥三さんという方を存じないけれども、彼の演技はやや極端な感じもしないではないけれども、しかし見る者に説得力があった。いかにも昔気質の、女性を見下し、男の下に従えという悪さを演じていた。
「朝がきた」の前に「どんど晴れ」も観ているのだが、ここでもヒール役がいる。主人公夏美をいびる、老舗旅館加賀美屋の女将、環(宮本信子)。

正義の味方やヒーローがダメだとか、演技力がないとかではない。
どちらも説得力がないと観る者に共感なり反感なりを抱かせることはできない。むしろ共感されるより、反感を持たれるくらいのほうがいい。

いままではドラマを見るとき、ストーリー上からしか見ていなかったけれど、妻からいろいろハッパをかけられ、演じることの楽しさに目覚めると、こういう視点で俳優の演技を観ることが多くなってきた。
それにしても、ホントに表現することは難しく楽しくやりがいがある。

洞察力、想像力に欠けている、この国のリーダー2016/01/09 22:33:33

http://johotankyu.com/?p=379
安倍首相の「パートは月25万円稼げる」発言に批判殺到!ネット上で「計算してみろ」と怒りの声が相次ぐ!

http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/08/abe-part_n_8942104.html
安倍首相、妻がパートで働き始めたら「月収25万円」 例え話が波紋

今日、今年最初の手話サークル新年会を都内でもった。わたしも午前中からの予定のあと喫茶店でのおしゃべりから、帰宅して妻に頼まれた買い物を済ませて参加してきた。
刺し身やなべ料理、〆にうどんをかきこんでおしゃべり。あっという間の楽しいひとときだったのはいうまでもない。

さて上にあげたニュース。
その手話サークルでもちょっとだけお話ししてみたし、妻にもメールで感想を聞いてみた。
かえってきた意見は「そんな条件のいい仕事なんてあるわけないしありえない」「社会の一般市民の感覚を知らなさすぎる」というもので共通していた。

わたしも同意見である。
だいたい、夫が月50万円も稼いで収入があるなら、妻にパートタイムでも働かせる必要がどこにあるだろう。
2015年11月分のパート労働者の平均月収は8万4000円だそうだ。年収にすると100万8000円だ。それで夫が50万円? とてもリアリティーある話だとは思えない。
ネット上には発言を擁護する意見もあるようだけど、現実を知らない、感覚を疑う、という意見のほうを支持する。

しょせんと言ったら言い過ぎだろうか。
やっぱりこの国のリーダーには、国民がどんな思いでいるのかということに対する洞察力、想像力に欠けているというしかないのだろうか。

今年最初の カレーライス2016/01/10 23:37:49

今年最初の、夫婦の料理は……やっぱりカレーライス(笑)。

今回はつくるときにすりつぶしたりんごを入れてみた。味つけもしょうゆだけではなく、みりんだとかいろいろ入れてしっかりしたものになった。

一緒にやることで絆がより深まるのはいうまでもないこと。